2010.09.26 SUN
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■広報レポート <劇的本拠地最終戦、そして、クライマックスへ>

 しっかりと捕らえた打球が左翼フェンスに直撃すると、二塁走者の稲葉選手がホームインする前にナインはベンチから飛び出しました。同点の九回1死一、二塁。本拠地最終戦でのサヨナラ勝ちという劇的な幕切れを演出したのは、糸井選手のひと振りでした。

 試合後には、熱気が冷めないまま最終戦のセレモニーが行われ、今季を振り返る映像が流れました。苦しかった前半戦を経て浮上した夏場。すべてのサヨナラ勝ちのシーンに加え、快進撃を振り返る後半戦のハイライトに、スタンドから大きな拍手が沸いたのは言うまでもありません。

 故障で戦線を離れている選手たちも、この日はチームに合流。グラウンドに整列する金子誠選手の姿、さらに、スタンドにボールを投げ込む高橋選手の姿なども映し出され、大歓声に包まれました。どんな状況に置かれてもチーム全員が全力を尽くした本拠地の72試合は、ファンのみなさんの胸に刻み込まれていることでしょう。

 もちろん、今季本拠地最終戦といっても、あくまで“公式戦”に過ぎません。セレモニーでの挨拶で梨田監督が「まだまだ夢は続きます」と話せば、選手会長の田中賢選手は「まだまだ長いシーズンを過ごすつもりでいます」とキッパリ。主将の稲葉選手も「日本シリーズは必ずここでできるように約束します」と決意表明しました。

 残りはバファローズとの1試合。敵地に乗り込んで今季最終戦を戦います。北海道、そして、全国のファイターズファンのみなさんにクライマックスシリーズ進出の報告ができるよう、全力で戦います。

 今季は194万5944人の方々に札幌ドームへ足を運んでいただきました。本当にありがとうございました。そして、敢えてこう言わせていただきます。

 10月もお楽しみに!

■ケッペル投手 <3回、打者13、球数46、安打6、四球1、三振1、失点1、自責点1>

ケッペル投手先発登板

「クライマックスシリーズが既に始まっているような雰囲気の中、今日持っている全てを出せたと思います。残念ながら思うように打ち取ることが出来ませんでしたが、素晴らしい守備に助けられて1失点で切り抜けられました。最後のアウト一つまでベンチからチームをサポートしたいと思います。」

■梨田語録

本拠地最終戦セレモニーで挨拶をする梨田監督

「9回の場面はたとえ打点王が打者でもバントしないといけないところ。いいバントだったんだけどね。。。昨日もそうだけど送りバント失敗があったけど(野球に)ミスはつきもの。切り替えるしか無い。今日の場面では結果的に糸井が打ってくれて良かった。ホーム最終戦で、満員のお客さんの中勝つことができて良かった。出足が悪かったのによくここまでこれたなという感じ。最終戦も全員野球で行きます。」

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