2011.06.03 FRI
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■広報レポート <0行進>

5月28日 【00000000000】
5月29日 【000000000】
5月30日 【000000000】
6月1日 【000000000】
6月3日 【000000000】

 3番手でマウンドに上がった石井選手がスワローズ打線を三者凡退に抑えた瞬間、電光掲示板にこの日最後の【0】が加わりました。一度も相手チームに【0】以外の数字が入らないこと連続で5試合。プロ野球タイ記録となる5試合連続完封勝利は、パ・リーグでは初の快挙です。

 「チーム全員が本当にいい仕事をしている」と話すのは先発・ケッペル選手。投手陣だけではなく攻撃陣への配慮を忘れません。一度はヒーローインタビューは野手に行ってもらおうと提案した右腕。それでも、記録達成の完封リレーに「自分が投手陣を代表してみんなに感謝を伝えられるなら」とインタビューに臨みました。

 立ち上がりは走者を出したケッペル選手を攻撃陣が援護したのは三回です。9人の攻撃で4点を奪うと、七回にはケッペル選手も自ら今季初安打。九回には飯山選手にヒットが出て、先発全員安打を達成し、花を添えました。
 
 投手陣がどれだけ抑えても、攻撃陣が点を取らなければ勝てません。5連勝を決めたのは、投打の歯車が噛み合っているから。ベンチ入りしているすべての選手で、新しい歴史を作ったのです。

 5月26日の最終3イニングと合わせ、連続無失点イニングは「50」に伸びました。今季のチーム防御率は2.19に。驚異の【0】行進がどこまで続くかは分かりません。しかし、野球の神様がしっかりとバックについてくれているように感じるファイターズの戦いぶりです。

■ケッペル投手 <7回、球数92、打者29、安打4、三振3、四球3、死球1、失点0、自責0>

「あれだけいいピッチャーを相手に早くから援護してもらえた。打ってくれた打者のみんなに感謝したい。チーム全員、本当にいい仕事ができているよね。あとはブルペンに任せて応援します。」

■梨田語録

本日の梨田語録はございません。

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