2011.06.26 SUN
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■広報レポート <試合は壊れない>

 試合をひっくり返すことはできませんでした。しかし、僅差に持ち込めました。試合を壊さない――。ファイターズの誇る中継ぎ陣が、“劣勢”を“期待”に変える底力を発揮して見せました。

 4点を追う四回からブルペンが慌しく動き始めました。まずはロングマン多田野選手が2番手で登場。1回2/3を完ぺきに抑えると、石井選手にスイッチ。3人の走者を出しながら無失点で切り抜けました。七回は谷元選手がホークスのクリーンアップを3人で抑え、八回は宮西選手が2奪三振で三者凡退に。中押し、ダメ押しは許しませんでした。

 「十分に手応えを感じている」。中継ぎ陣について、梨田監督は満足げに振り返りました。“勝利の方程式”と評される勝ち試合でのリリーフだけではありません。追いかける展開で登板する選手たちの踏ん張りがあればこそ、試合は最後まで分からなくなるのです。

 同一カード3連勝の“スイープ”こそ逃しましたが、リーグ戦再開最初のカードで首位・ホークスに勝ち越しを決めました。上にいるのは確かに手ごわい相手。それでも一歩ずつ追い詰めていけばいい。2週間ぶりに北海道に戻り、仕切り直しとなる28日からの3連戦に臨みます。

■ケッペル投手 <3回、球数56、打者17、安打8、三振2、四球1、死球2、失点5、自責5>

「今日の自分のパフォーマンスを残念に思います。大事な場面で投げたボールが甘かったし、それをしっかりと捕らえられたことがこういう結果につながってしまいました。」

■梨田語録

「ケッペルは初回のフォアボールとデッドボールがね。相手のバントミスはあったんだけど。1試合で3点までならと予想していたけど、初回に3点だしね。(投球に対して)相手打者が崩される感じがしかなったね。中継ぎはゲームを作ってくれた。もうちょっと追い詰められればよかったけどね。十分、手応えを感じます。糸井のはすごいホームランだった。ポールより上に行ったらファウルと言われてたかもしれないからね。(首位ホークスにカード勝ち越し)結果的にはそうだけどね。いつもいいゲームができるわけじゃないけど、きょうはもうちょっといいゲームをしたかった」

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