2011.08.25 THU
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■広報レポート <新スタイル>

 いつもとどこか違う姿がマウンド上にはありました。すぐに気付いたファンの方も多いはず。普段は常にセットポジションから投げるダルビッシュ選手が、一回の先頭打者を相手に大きく振りかぶって投げたのです。

 前回から中5日での登板でした。その間に行うブルペンでの投球練習で試してみると、しっくりときた様子。「調子も良くて腕も振れていた」という状態との見事な“コラボレーション”が実現しました。そして、最後まで誰にもマウンドを譲らず、15個の三振を奪い取りました。

 新しいスタイルを取り入れることを決断したのは前日の夜だったといいます。「ツイッターにオールドファンの戯れ言として見たいというツイートがあった」。また、吉井投手コーチも「アイツがあれで投げるところを前から見たかった。長年の夢がかなった」と話しました。

 自己最多に並ぶ16勝目を挙げることはできませんでしたが、「ピッチング自体は良かったので次の登板も楽しみ」と話したダルビッシュ選手。エースの踏ん張りに、今度こそ打線も応えたいところです。26日からの敵地3カードで仕切り直します。

■ダルビッシュ投手 <9回、球数114、打者34、安打4、三振15、四死球2、失点2、自責1>

「調子が良く、腕もしっかり振れていましたね。大事なところで三振が取れていれば違う結果になったと思いますし、勝ちたい試合をものに出来ず残念です。ピッチング自体は良かったので次の登板も楽しみです。ワインドアップは1度ブルペンで試して、きのうまでやろうかどうか迷っていましたが、昨晩ツイッターにオールドファンの戯れ言として見たいというツイートがあったので、それに応えました。」

■梨田語録

「ダルビッシュは立ち上がりから状態も良く、中5日の割にはコントロールも切れもありました。振りかぶって投げていたのも器用だから色々できるんでしょう。相手より1点多く取れていれば良かったんですが、結果については全員の責任。反省すべき点は反省しなければいけないと思います。早めに勝ち越していれば向こうの継投も変わってきたでしょうし、また展開も違ったかな。」

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