2011.09.01 THU
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■広報レポート <先制打!中押し打!ダメ押し打!>

 効果的な得点は4番のバットから生み出されました。九回2死満塁。打席に入った中田選手はキレイに三遊間を破る2点適時打を放ちました。一回には2死二塁で右前適時打、1点を勝ち越した六回無死一、二塁では走者一掃の2点適時打。合わせて5打点の大爆発でした。

 「打てなくて悔しくて苦しかった」。このロッテ3連戦は6試合連続無安打の状態で突入。初戦は27打席ぶりの安打と8月8日以来の一発を放ちましたが、勝利には貢献できませんでした。中軸打者としての責任を感じながらの戦い。“トンネル脱出”の光がはっきりと見える最終戦となり、ようやく笑みも浮かびました。

 一軍でフルに出場し続けるのは初めてのシーズン。夏場は体重維持との戦いでもありました。「しっかり食べないとどんどん減っていく。それに食べないと次の日は体が動かないから」。試合後には、深夜でも“ドカ食い”を欠かせません。「すぐに筋肉にはならないから、この時期は体ぶよぶよなんですよ」と苦笑いするほどです。

 打点王も視野に入れていますが、現在トップの西武・中村選手はこの日6打点。「さすが先輩。すごいですよね」と敬意を払いながらも、一歩も引くつもりはありません。9月白星発進。この男が打点を挙げれば挙げるだけ、チームは勝利に近づきます。

■大塚投手 <4回2/3、球数91、打者23、安打6、三振3、四死球2、失点2、自責2>

「緊張しましたが、むしろいい方にモチベーションを高めてマウンドに上がることができました。調子自体は普段通りで、一人ひとりに集中しながら投げられたと思います。5回は自分の中で意識はなかったですけれど、知らず知らず投げ急いだかも知れません。この後はチームが勝てるよう、しっかり応援します。」

■梨田語録

「中田が本当にいいところで打ってくれたと思います。同点にされた直後の6回の2点打は大きかったですし、最後(9回)もダメを押せましたね。大塚はあと一人、井口を抑えてくれれば良かったんですけれど、四球を与えてしまったので交代しました。初先発としては良く放ってくれましたし、今後の登板に期待を持たせてくれました。残暑は厳しいので9月に入った気がしませんが、新しい月になっていいスタートが切れたので1試合1試合いい戦いをしていきます。」

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