2011.09.06 TUE
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■広報レポート <明けない夜はない>

 1点が最後まで奪えませんでした。3度の得点機を生かせず、先発ダルビッシュ選手が5回に失った「1」が重くのしかかった首位攻防第2ラウンド。8回から登板した森福、ファルケンボーグ両選手に4三振を喫してチャンスを作れずに試合終了。歓喜に沸く相手のハイタッチを三塁ベンチから見つめる姿が、色濃く両者の対比を映し出していました。

 1回は2死二塁から中田、稲葉両選手が四球を選んで満塁も、小谷野選手が遊ゴロ。続く2回も2死一、三塁とホークス先発・ホールトン選手の立ち上がりを攻めながら先制点が奪えませんでした。1点を追う7回には先頭の小谷野選手が中堅左への当たりで二塁を陥れ、ヘッドスライディングでユニフォームの上着を破く気迫でベンチを盛り上げましたが、後が続かずに通算49回目の二桁三振を奪ったダルビッシュ選手を援護できませんでした。

 温帯低気圧と台風13号の影響により北海道は記録的な大雨に見舞われ、普段は流れの緩やかな水面に北海道の青空を映す豊平川が濁流と化して増水。選手たちは一様に「大丈夫でしょうか?」と心配顔で練習に臨んでいきました。悪天候にも関わらず25,000人が駆けつけたスタンドの光景に、気持ちが高ぶらないはずはありません。勝敗を分けたのはチャンスでの1本。1プレーの大事さ、1勝の重みをスローガンに込めたことを思い起こして第3戦に挑むはずです。

■ダルビッシュ投手 <8回、球数122、打者30、安打5、三振10、四死球1、失点1、自責1>

「調子はまあまあ、普通でした。あの1点が余計でした。」

■梨田語録

「(ダルビッシュ選手先発での黒星に)非常に痛いですね。勝つという計算をしていたから。1点も取れなかったし、残念です。(失点した)五回は追い込んでからのフォアボールだったし、スライダーをはじき返されて運が悪かった。(序盤の攻撃は)ランナーは出るけど点が入らないというピッチャーとしてはイライラする展開になってしまった。(飯山選手や小谷野選手が好プレーを見せ)いいことですけど、そういうのが勝ちにつながるように明日頑張ります」

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