2011.09.20 TUE
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■広報レポート <足元を見つめて>

 一度引き寄せた流れも、一旦相手に傾くと再び取り返すことはできませんでした。6回、一気の集中打で4点を奪い逆転したものの、ライオンズ打線の粘り強さに屈して一転ビハインドの展開。8、9回と塁上を賑わせながらもあと1本が出ず、連敗は4に伸びました。

 故障が相次ぐ中、チームに陰を落としたのが中田選手の体調不良。球場入りの前にめまいと吐き気を訴えたため、練習に参加せずに病院で診察を受けたのです。長期に渡り4番を務め開幕から全試合に出場してきた若武者も、疲労には勝てず体を崩しました。ミスや不調を補い合いながら上位をキープしてきたファイターズは、この日もビッグイニングこそ作りましたが、4回2死満塁の場面や6回なお1死満塁で畳み掛けることが出来ていればと悔しさが募ります。

 リリーフ陣にも総じて疲れが見え、競り合いに競り負けることが目立ちます。この時期ながらデータの洗い出しと徹底した攻め方の重要性を再認識すべきかも知れません。シーズン3分の2までの戦いをふいにしないためにも、それぞれが何を果たすべきか確認することが求められます。

■武田勝投手 <6回0/3、球数89、打者25、安打6、三振3、四球1、失点5、自責点5>

「調子は悪くなかったです。ただ、先制点を与えてしまって相手にいいリズムを作ってしまった。その辺りは反省点なので、次回以降の登板に生かせるように調整します。この後は逆転できるように応援します。」

■梨田語録

「逆転した直後だったから踏ん張って欲しかったんだけどね。武田勝は悪い感じではなかった。相手の涌井も悪くなかったのに、両先発が急変してね。そこが野球の面白さ、難しさではあるんだけど。打線との兼ね合いもあることだし。みんな一生懸命やっているけど、もうひと踏ん張り、もう一押しがあればね。相手のピッチャーが代わったところでもう一押しできていれば。でも、終わったことなんで、明日またやるしかないですね。糸井(選手の途中交代)はフェンスにぶつかったときにひざを打ったということなんでね」

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