2011.09.23 FRI
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■広報レポート <執念>

 同点で迎えた九回に中継ぎ陣が踏ん張れませんでした。攻撃陣も一度もリードを奪うことができませんでした。結果を見れば痛い敗戦には違いありません。しかし、試合中には、勝利へ向けた選手の執念を随所に見ることができました。

 1点をリードされた四回1死一塁。稲葉選手が打席で左ふくらはぎをけいれん。それでも交代することなく、左中間への二塁打を放ってチャンスを広げました。二塁に到達したところで交代。続く中田選手は同点に追いつく右犠飛を記録して「気合が入った」と振り返ります。

 その中田選手は六回の守備で左線へのファウルフライをフェンスに激突しながら好捕。決して好調ではなかった先発・ダルビッシュ選手も8回2失点と試合を作っています。

 北海道の力を結集する『秋の祭典』初戦。厳しい結果に終わっても、試合後には約6200人の方々に残っていただき、このシリーズのテーマ曲ともいえる「大空と大地の中で」のレコーディングが行われました。大合唱を見学する選手もいました。公式戦は残り21試合。ひとつになって何かを創り上げる“実りの秋”へ向けて、チームもその想いを噛み締める時――。

■ダルビッシュ投手 <8回、球数130、打者35、安打7(本塁打1)、三振5、四球2、死球1、失点2、自責点2>

「悪いなりには投げられたと思いますが、チームが勝てなくて残念です。」

■梨田語録

「打線の状態が悪い中、取られても取り返せたんですが追い越すことができずにダルビッシュを援護できなかったですね。ダルビッシュはさほど良くはなかったですが、勝った状態でマウンドを降ろすことができれば良かったなと思います。西投手はいい球と荒れ球が混じっていて低めのチェンジアップやスライダーにタイミングが合わなかったですね。」

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