2011.09.28 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
4
0
1
1
0
X
R
H
0
7
7
11

■広報レポート <まずは1勝から>

 先発した武田勝選手がホークスについて「勢いを感じた」と振り返ったように、首位を独走するチームとの差を痛感する試合となってしまいました。頼みの綱だった左腕も二回に先制を許し、四回には4点を献上。後手を踏む展開では、“先行逃げ切り”が持ち味だったチームが厳しい戦いを強いられるのも無理はありません。

 チャンスを作ることには成功し、流れを引き戻すきっかけはできていました。ただ、あと1本が出ないのは、連敗中変わっていません。勝ち星がないこの10試合で、得点圏に走者を置いた場面では、攻撃陣全体で46打数6安打。狙い球を絞るなどの工夫を見せてはいても、結果がなかなか伴わない状況です。

 ホークスの優勝マジックが3となり、リーグ優勝は現実的でないかもしれません。3位や4位チームの猛追も受けています。しかし、ファイターズは前半戦、中盤戦の頑張りがあって2位なのです。チャンスがなくなるまで諦める理由はありません。貯金は減っても、まだ「10」あります。切りのいい数字と考えて、新しい一戦に臨む切り替えも必要でしょう。

 29日はダルビッシュ選手が先発します。しっかりと援護してエースで勝つことが、再スタートの第一歩となるはずです。

■武田勝投手 <6回、球数83、打者27、安打9、三振1、四球1、失点6、自責点6>

「相手の勢いを感じながらの登板でした。その中で自分のピッチングができずに申し訳ない気持ちです。ただ、切り替えも必要だと思うので、次の登板に向けてしっかりと調整していこうと思います。」

■梨田語録

「武田勝は慎重には投げたと思うけれども、下位打線にいい当たりをされ過ぎた感があります。警戒していた足を使われて、いいようにやられたなというのが率直なところ。4回1死満塁は久しぶりにチャンスが来たのだけれど、中田は(配球の)読みが逆、逆でしたね。杉谷を2番に持ってきてヒットも打ってくれましたが、彼を起爆剤として点につなげたかったなと思います。明日、鵜久森をファームに行かせて関口を上げます。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート