2011.10.02 SUN
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■広報レポート <答えは本拠地で>

 “あと1本”が出ていれば大きく展開は変わっていたでしょう。それでも、裏を返せば“あと1本”までチャンスを作れたということ。先発したウルフ選手が三回に左太もも裏を痛めて降板。そんなアクシデントがあって早々に試合が壊れる可能性がある中、最後の最後までマリーンズを苦しめることはできました。

 2番手でマウンドに上がったルーキー・乾選手の踏ん張りは大きいものでした。デビューが同点の1死一、三塁という絶体絶命の場面。「慎重になりすぎました」と振り返るように、簡単には一軍選手を抑えることはできずビッグイニングを献上。ただ、自らがイニングの頭から臨んだ四回と五回は3人で抑え「いい緊張感の中で投げることができた」と話しました。登板中、選手サロンでは斎藤佑選手がテレビに熱視線を送っていました。「めちゃくちゃ応援しました」。登板後は同期の右腕からプロ初登板を労われるシーンもありました。

 六回には走者を貯めてから中田選手の16号3ランが飛び出すなど、ヒットを打つことすらままならなかった数日前に比べれば、打線の状態は上向いていると見ることもできます。2試合連続の2ケタ安打。さらに上向いて“あと1本”が出るようになるのかどうか。7試合連続で行われる本拠地・札幌ドームでの戦いで、その答えは出ます。

■梨田語録

「塁をにぎわしたいと試合前に言ってましたが、あと一本が出なかった。打線はつながりかかって、いい試合はいい試合なんだろうけど勝ちたかったですね。乾は初登板の割に落ち着いていて失点にも内容がありました。今まで中々見る機会がなかったんですが、敵地のマウンドでも堂々としていました。ウルフは今日の状態なら次の登板が難しいので、二岡と入れ替えることになります。この後はしばらく札幌ドームにいますし、もう一回声援を受けて何とかしたいと思います。」

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