2012.04.24 TUE
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広報レポート <チャンスメーカー>

9回、走者があと2人出ていれば、最高のポイントゲッターになっていたかもしれません。残念ながら実現しませんでした。しかし、それまでにチャンスメーカーとしての役割は完ぺきに果たしたといっていいでしょう。1回、中前打で出塁して先制ホームを踏むと、3回1死、6回無死、8回1死の場面で安打を放って4安打。敗戦の中でも、主将・田中賢選手が存在感を見せつけた一戦となりました。

「今季の目標は歴代最高打率の3割9分」と敢えて公言し、自らの言葉をモチベーションに変える30歳。開幕22試合でノーヒットはたった4試合しかありません。この10試合は37打数14安打。着実に打率をアップさせています。前日は休養日を利用してリフレッシュできた様子。気持ち新たに臨んだ戦いは、個人としては文句のない結果となって現れました。

後が繋がらなかったため、田中賢選手以外に出たのは中田選手の適時打と稲葉選手の右越え3塁打と小谷野選手の中安打だけ。4安打固め打ちがある一方で、“あと1本"を出す難しさを改めて知らされた一戦でもありました。暖かくなるにつれて上昇カーブを描くキャプテンのバット。今後も見逃せません。

多田野投手<7回、球数66、打者25、安打5、三振4、四死球0、失点1、自責点1>

「タイムリーを打たれたのが悔しい。大野が考えているのと違うコースに行ってしまった。自分のミスです。同点でマウンドを譲ってしまいましたが、あとはブルペン陣に任せて応援します。」

栗山語録

「きょうはちょっとダメだったね、俺が。ずっとビジターが続いてきた後できょうからホームになって、今の投手陣なら我慢していたら裏の攻撃で何とかできると思っていたんだけど。(7回無死三塁では)3割打者の岱鋼(陽)が来て(強攻策で)迷いはなかったし、次はスレッジで外野フライを打ってくれるイメージはあった。8回も1死満塁で打者に任せて相手に負けた訳だから、そういう試合になったのは点をいかにして取るかを考える監督の責任です」

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