2013.06.30 SUN
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広報レポート <大逆襲の足がかり>

 2度追いつく執念を見せたものの、最後は守備の乱れもあって追い越すことはできませんでした。今季初のスイープ(同一カード3連勝)と6連勝はお預けに。しかし、6月はファイターズの底力を十分に発揮した一ヶ月となりました。20試合で14勝6敗。6月6日で今季最多だった借金10を一気に減らし、借金数ではなく順位を気にしながら戦える位置にまで駆け上がりました。

 その理由は多岐に渡ります。それでも、見逃せないのは攻撃陣の要となった若い2人の活躍でしょう。「この2人にチームを引っ張ってもらう」。栗山監督が常にそう話してきた中田選手と陽選手です。陽選手はこの日の試合で今季2度目の4安打を記録し、月間81打数25安打の打率.309、5本塁打16得点。出塁できなかったのは1試合だけで、実に12試合でホームを踏みました。3日間のアジアンフェスタで、その存在感を見せてくれました。中田選手は78打数25安打の打率.321で7本塁打。11試合で16打点を挙げ、大きく貢献しています。

 Aクラス、そして優勝争いという“大逆襲”の足がかりをしっかりと築いた一ヶ月。オールスターを挟んで後半戦に入る7月にどんな戦いができるでしょうか。投打の歯車が噛み合うファイターズ野球に期待せずにはいられません。

谷元投手<3回、球数55、打者15、安打4、四球2、失点2、自責点1>

「せっかくいい流れで来ていたのに、先発の役目を果たせず申し訳ない思いです。同点に追いついてもらいましたし、この後はチームが勝てるように応援します。」

栗山語録

Q.追いつ追われつの展開で終盤突き放されての敗戦
「誰が悪いとかではなくて、自分の中で尾を引く負け。切り替えやすい負けはなくて、悔しさがたくさんあればあるほど、明日頑張れると思っています。整理して次に臨みます」

Q.陽選手が4安打と打棒を発揮しました
「岸もいい球を投げていた中で、岱鋼がチャンスを作ってくれていたので何とか勝ちに結びつけたかったなと思います」

Q.大谷選手に最後まで出番が巡ってきませんでした
「明日も試合があるという変則な日程になっているし、投手の準備も出来なければいけないので。今日は出す場面がなかったということです」

Q.明日から7月に入ります
「今日開幕したつもりで何とか勝ちたかったんですけれど、0から一つ取られたので明日取り返せるよう頑張ります」

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