2013.08.02 FRI
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広報レポート <強い気持ちの向こうに>

 先制できたからこそ点をやれない。強すぎる思いが手元を狂わせたのかもしれません。1点リードの6回でした。それまで3イニング連続で三者凡退に抑えていた先発・ウルフ選手は、際どいボールがわずかに外れ続け先頭打者に四球を与えると、不運な内野安打と犠打で1死二、三塁に。そこから2者連続で初球を合わせられて2球で逆転を許してしまいました。開幕から連勝を続ける田中選手に一矢を報いるチャンスが遠のいた瞬間でした。

 打ち崩せるタイミングはなかったわけではありません。2回には中田選手の内野安打から大引選手の左前適時打で先制に成功。三者凡退は3イニングしかなく、あと一本までは追い詰めるところまでいっています。チーム全体で8安打、その中では陽選手もマルチ安打を記録して意地を見せました。相手が誰であってもひるまずに立ち向かう。結果はその先にある。残り試合が少なくなっても、その心意気に変わりはありません。

ウルフ投手 <7回、球数98、打者26、安打5、三振3、四球2、失点2、自責点2>

「守備に助けられてゴロを打たせるピッチングはできたけど、先頭にフォアボールを出してから失点した6回はうまくいかなかった。先制してもらったのに残念。この後は逆転を信じて応援するだけです。」

栗山語録

Q.田中選手の開幕連勝を止めることが出来ませんでした
「何とかしたい試合でした。ウルフも思っていた通り、状態が良かったんでね。もう少し何とかしてあげたかったですね。日本一の投手が相手でしたけれど、何とかできなくてファンに申し訳ないですし、選手も悔しいだろうし」

Q.先制して中盤まではいい流れでした
「最初にいい形で得点できて可能性を感じました。優位に立って最後までいけないと、当然あれだけの力を持った相手ですから」

Q.明日の試合に向けて
「本当に後先を考えるのではなく、どこかで大きな波がくるはずなので、それまでの間に一つでも勝っていくしかないと思っています」

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