2013.08.08 THU
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広報レポート <ホワイトボードに書かれた言葉>

 勝利への飽くなき思いが、背番号1のバットに宿りました。延長11回2死二塁、陽選手の打球が右前で弾み、二塁から本塁に突入した赤田選手が間一髪セーフ。前夜は逆転サヨナラ負けを喫し、この日も午後10時を回って鳴り物を使った応援が制限されるもつれた展開になりましたが、決勝打を放った殊勲者はVサインで右翼席に陣取ったファイターズファンの賞賛の声に応えていました。

 1回無死一、三塁の絶好機を逃すと、2回にも2死一、三塁の場面を作りながら陽選手が遊ゴロに倒れて先制のチャンスを逸しました。4回にも得点圏に走者を置いて凡退しており「3度目だったので、ここは打たなければと強い気持ちで臨みました」と最終打席に入った時の心境を振り返りました。

 陽選手の元に届く手紙には、病を患う家族を励まして欲しいという内容のものも含まれています。サイン色紙を送り返す時、「加油!」(頑張ろう)と力強く書き添えます。自分を頼りにしてくれると感じると、俄然意気込むのはユニフォームを着ている、着ていないに関わらず変わらないのが陽選手です。

 この日は宿泊しているフロアのホワイトボードに、誰が書いたか「勝つ!!」と大きく記されていました。10回裏2死三塁のピンチでは2人を敬遠した後、秋山選手の二遊間の打球をさばいた大引選手が二塁へバックトスして窮地を脱し、11回は武田久選手が三人で打ち取ってリベンジ。衰えることのない勝利への執着が明日も選手達をグラウンドに立たせるのです。

栗山語録

Q.勝つと負けるでは大きな違いのある一戦でした
「きのう結果的に嫌な負け方をしたんだけど、(武田)久はボールが良かったよね。きょうはその形になった。こういう野球をやっていかないと選手はうまくならない。シビれるような試合をやればうまくなるって改めて思った。みんな頑張ったね」

Q.大谷選手は代走での出場
「延長に入るとアブちゃんにもう一度打席が回ってくることも考えたけど、足とバッティングを考えて翔平にいってもらった」

Q.ウルフ選手は右わきに近い背中をつって途中交代
「気になるから明日しっかり確認してくれと言った」

Q.赤田選手が好調です
「将吾の状態がチームを救ってくれているよね。右でも左でも本当によく頑張ってる」

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