2013.09.12 THU
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広報レポート <再び会う時には>

 しびれる局面を迎えた分、切り抜けた喜びも倍加しました。9回2死一、三塁のピンチで武田久選手が糸井選手を中飛に打ち取り、3時間44分の熱戦に幕を下ろしました。救援陣の踏ん張りにより3試合とも1点差の緊迫した試合をものにし、CS出場権を掛けたホークス、ライオンズとの6連戦にこれ以上ない形で入っていけそうです。

 左手甲を骨折し、再検査のため一時的に1軍に合流していた中田選手が試合前、再び鎌ケ谷に戻るため一足早く帰途につきました。「帰っちゃいますよー」と努めて明るく振舞う主砲に対して、シートノックに向かう野手陣は励ましの言葉をかけて見送る場面がありました。月内には復帰できそうな見通しが立っているだけに、少しでもいい状態で迎えたいというのは全員の思い。2回には大谷選手の中前打をきっかけに、8、9番の2人が奮起して2点を奪い4番不在の穴を埋めました。

 投げては先発のウルフ選手が140キロ台後半の動く球を有効的に使い、7回を5安打無失点。8回は宮西選手が連打を許して1点差に詰め寄られながら、河野、増井両選手が四球を出しながらもしのいで勝利を手繰り寄せました。

 3位ホークスとは4.5ゲーム差。明後日からの福岡での直接対決はポストシーズンに進めるかの正念場になります。中田選手が再合流する時に10月に望みをつないでいるのか。投手陣が安定感を取り戻し、打線も下位までつながりが出てきただけに、臆することなくぶつかっていけそうです。

ウルフ投手 <7回、球数98、打者27、安打5、三振3、四球0、失点0、自責点0>

「バックの堅い守りとショータのゲームメークのおかげで7回まで失点せずに投げられた。早いイニングで先制してもらえたし、感謝している。あとは試合に勝てるように応援するよ。」

栗山語録

Q.僅差の試合をモノにしました
「昨日もそうだったけど、選手がよくやってくれたと思います」

Q.ウルフ選手が7回零封
「ずっと状態がいい。スーッといく試合がないかなと思っていたけど、きょうはそんな感じがあった。良かったですね」

Q.陽選手のジャンピングキャッチも大きかった
「流れを考えると1点が重くなるところだった。ダイカンが勝ちをもぎ取ってくれた」

Q.大野選手と中島選手で得点
「2人とも今年前に進み始めている。もちろん、奨太はこれくらい打てるものは持っていたんだけど」

Q.次カードは敵地での戦いとなります
「とにかく1つ負けたら終わりのつもり。最後まで突っ走ります」

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