2013.09.17 TUE
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広報レポート <はね返す意地は>

 はやりの言葉で言えば「倍返し」を受け続ける負の連鎖を、この日も断ち切ることが出来ませんでした。1回に陽選手の18号ソロで先制しながらも、先発の木佐貫選手が3回に3失点を喫すると、結果的に打線がわずか1安打に抑え込まれての完敗。CS出場権をかけたホークス、ライオンズとの対戦はいずれも逆転負けの4連敗となり、厳しい状況に追い込まれました。

 2回まで順調な立ち上がりを見せた木佐貫選手でしたが、3回1死から鬼崎選手に左越え三塁打を許して持ち前の安定感に揺らぎを生じました。ヘルマン選手に同点左前打を浴び、さらに適時内野安打と暴投で2点を献上。「せっかく先制してもらいながら…。最近はへぼい投球が続いていたので、何とかしたかったのですが」と唇をかみしめました。

 このところ二の矢、三の矢が放てない打線は、ライオンズの先発・岸選手の緩急に翻弄されて陽選手の本塁打が唯一の安打と完全に牛耳られた格好です。試合前、「先制できているのだから、次の1点が大事」と栗山監督が報道陣に向かって話していたものの、「倍返し」の思いが空回りしてか反撃の糸口を作れずにいます。

 今季のライオンズ戦は負け越しが決定。直接対決の相性の悪さもあって、4位とのゲーム差は3.5と広がる一方、6位バファローズとも1ゲーム差に詰め寄られました。ドラマをこのまま見せ場なく終わらせるわけにはいかない、という意地を明日の試合に見せてほしいものです。

栗山語録

Q.先制はできましたが…
「早い回の1点だからね。毎日先制できてるのに。申し訳ない」

Q.なかなかリードを守り切れません
「何かが起こる流れを作っているような気がしてならない。選手は一生懸命やっているから」

Q.敗戦の中でも齊藤勝選手や大塚選手が結果を出しました
「ああいう必死さや覚悟をもってやるしかない」

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