2013.09.18 WED
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広報レポート <ロングヒットは出なくても>

 同点で迎えた9回でした。1死一、三塁から守備から出場している今浪選手がスクイズ(記録は犠打野選と失策)を決めました。続く代打・鶴岡選手が中前適時打。この2点リードを武田久選手が守り切り、連敗をストップさせました。1点を追う8回には捕逸で同点に。粘り強くつなぎ、相手のミスにもしっかりと乗じて得点を稼ぐ試合を久しぶりに見ることができました。

 中田選手の離脱から約1ヶ月。28本塁打の主砲を欠くばかりか、この日は同じくシーズン28本塁打ながら不調気味のアブレイユ選手が“休養”を取った一戦でした。陽選手を初めて4番に抜てきし、9人中6人を左打者でそろえるスタメン構成。前日の試合でソロアーチの1安打に抑えられた打線がどう機能するかが見どころとなりましたが、4回の3連打による得点を含め、結果を出すことに成功したといえるでしょう。

 若い選手にとってはこういった試合がチャンスであり、結果を残せば自信につながります。4回は佐藤選手が適時打を放ち、9回は中島卓選手と近藤選手の連打から勝利をたぐり寄せました。本塁打キングを争う2選手が不在となれば、打線の迫力には欠けるかもしれません。しかし、得点方法は長打だけではないのです。若手の躍動が明日以降どうつながっていくか。注目すべき試合はこれからも続きます。

武田勝投手 <7回0/3、球数91、打者27、安打6、三振2、四球2、失点2、自責点2>

「先制されましたが、その後はしっかり粘りながら自分のペースで投げることが出来ました。8回は先頭に打たれた後、(救援の)河野と増井がよく切り抜けてくれました。チームが勝てるよう盛り立てたいと思います。

栗山語録

Q.終盤に粘りを見せて連敗を止めました
「久々にこういう形の試合が出来て、昨年は割と多かったと思うけれど。近藤とか、卓、浪ら若手にとっては何十時間練習するよりも、こういう経験をする方がより意味があるよね」

Q.武田勝選手も好投
「勝たせてあげられなくて、謝ったけれど(交代は)しんどくなるところだったから。吉川もそうだし、ここ何試合からしくなってきていることには一安心です」

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