2014.02.22 SAT
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広報レポート<ライバルは内にあり>

3回、ホームランの谷口選手
勝利したファイターズナイン

2月半ば過ぎの沖縄とは思えない冷え込みとは裏腹に、ホットなポジション争いがスタンドを沸かせました。キャンプの中間決算とも言えるオープン戦の初戦。昨年10勝14敗と負け越したマリーンズを名護に迎え、先発、途中出場組がそれぞれ持ち味を発揮して7-1と快勝しました。

打線は1点を追う3回1死、2番に入った谷口選手がルーキー石川選手の直球を捉えて打球をバックスクリーンに当てるソロ本塁打で追いつきました。20日の練習試合に続く2戦連発、今キャンプ3本目のアーチを放ち、存在をアピール。5回2死満塁の場面では新加入のミランダ選手が左翼前に2点打を運び「みんなが作ったチャンスをものにできてよかった」と安堵の表情を浮かべました。

先発の大谷選手が3回を4安打1失点。その後が圧巻でした。2番手の谷元選手が3回を9人で打ち取れば、大塚選手、榎下選手も一人の走者も許さず強力なマリーンズ打線を4回以降完全に封じ込めました。「しっかり相手を押し込めて手応えを感じました。他のピッチャーも抑えていますし、仲間ではあるけれどライバルでもあるので」。谷元選手の言葉が、サバイバルの内幕をつまびらかにします。

勝敗とは関係なしに、観客がはけた後は日が傾くまで個人練習が続きました。谷口選手は本塁打の後、2打席凡退し「打ったあとが大事なのは分かっていたのに」と、ティー打撃を繰り返す顔に笑みはなし。内なる争いを制するまで、安住する時が訪れることはありません。

選手コメント

先発・大谷選手

大谷選手
<3回、打者13、安打4(本塁打1)、三振0、四死球1、失点1、自責1>
「オープン戦初戦の登板でしたが、特別意識せずに今まで通り投げることができました。全体的に追い込むまでは悪くなかったですし、力を入れたときのスライダーをもう少ししっかり投げ切れたらよかったですね。課題を次の登板に生かしていきたいと思います」

栗山語録

ホームランの谷口選手を迎える栗山監督

Q. 先発・大谷選手は3回4安打1失点
「きょうはダメだった。見ての通りですね。本人がどう感じているのか、まあ、いろんなところです」

Q. ホームランを打たれました
「ああいうのはね。相手がどういうバッターなのかも分からないし。でも、あの後、近藤が(盗塁を)刺してからのフォアボールの出し方とかがね。先発ローテ投手としてはまだまだやらなきゃいけないことがある」

Q. 2番手以降の投手陣は無安打に抑えました
「みんな早くからストライクで勝負するんだというのがあったよね。評価してあげないといけない。覚悟決めて投げくれている感じがある。だから、余計に先発は頑張らないと」

Q. 近藤選手が2安打
「打つことに関しては短期間であればあれくらいの結果は出ると思っている。疲れたときに結果を続けて出していけるかどうかだから」

Q. ミランダ選手はいい状態に見えます
「100パーセントではない中で、いろんな部分で良さが出ているよね」

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