2014.03.05 WED
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広報レポート <打者としての役割>

5回、2番手の谷元選手
小谷野選手の内野安打

右翼線に飛んだ打球の行方を見ながら一塁ベースを回り、悠々と二塁ベースまで到達しました。3点を追う9回2死三塁。大谷選手の適時打で、“一発が出れば同点”というところまでジャイアンツを追い詰めました。5点リードされて始まった最終回で無死満塁のチャンスを作り、緊張感のある試合内容に。結果的に追いつき、追い越すことはできなかったとはいえ、最後まで諦めない姿勢を表現することができました。
大谷選手は初回の犠飛に続き、2安打も記録して2打点。「自分なりのスイングができていると思います」と話すように、打撃練習から調子の良さが際立ちます。キャンプ中は投手中心のメニューを消化しながらも、夜間や休日に打ち込みを敢行して練習不足を克服してきました。「(打撃の練習が)物足りないと思ったことはありません」。そう話す表情には手応えと自信が伺えます。
この2連戦とも「3番」でフル出場して9打数4安打。ソロ本塁打を含む3打点とポイントゲッターとしてだけではなく、3得点とチャンスメークでもしっかりと機能しました。「打者・大谷」が打線に入ることで、厚みが増すのは間違いないところ。他の若手への刺激材料にもなり、競争を活性化させる役割も果たします。
打者としての2連戦を終え、8日のタイガース戦(甲子園)では先発登板する予定となっています。この日は試合前にブルペンでの投球練習も行いました。投げる、打つ、走る、そして守る。「打つのも投げるのも好きだからやっている」と言い切る19歳の目標は、投打でチームの優勝に貢献すること。そのためになら何でもできる野球少年の思いはきっと叶うはずです。

選手コメント

9回、大谷選手の二塁打
4回、斎藤佑選手

大谷選手
<1回 同点の中犠飛 P・杉内>
「打ったのは真っ直ぐです。(前を打つ)大引さんが粘って進塁打を打ってくれましたし、先制された直後だったので、得点を挙げることができて良かったです。ダイさん(陽選手)の足の速さを考えて、外野に飛ばせば何とかなると思って打席に入りました」

斎藤佑選手
<4回 55球 打者17人 安打5 三振2 四死球0 失点・自責点3>
久しぶりに札幌ドームで投げて、沖縄とは違う感覚があったし、投げやすいと感じました。ジャイアンツ相手というよりも自分のことを考えて投げました。結果的に3点を取られて悔しい。ここまでが良かったので、今日悪いところが出たと思って修正していきたい。

栗山語録

7回、一塁守備の金子誠選手
栗山監督

Q.斎藤佑選手は4回3失点の投球内容でした
「球には手応えを感じるものがありました。点を取られたこととのギャップがあって、真っ直ぐは切れが出ていたし、きょうは割り引いて考えます。次も楽しみです」

Q.中継ぎ陣の投球には課題が見えました
「点の与え方、カウントの作り方と色々ですね。いつも完璧にいけないし、これを生かしてやるしかない。(好投が続く)大塚については三塁打を打たれた後も抑えて、この1カ月いい球の状態を保っていますね」

Q.金子誠選手が内野の全てのポジションにつきました
「誠に限らず、どの選手にもいろんなことが起こると思っています。誠ががむしゃらにキャンプから引っ張る姿を見ているし、それは稲葉もそう。目指すべき姿をしっかり示してくれている」

Q.岡選手はこの日も2安打
「(一塁へダイレクト送球した場面は)どよめくプレーでしたけれど、こちらはチームに貢献できる選手なのか可能性を探っているので。そういうものを示していかなければいけない選手」

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