2014.03.09 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
0
0
0
1
0
0
1
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
R
H
3
8
2
4

広報レポート <逆転切符を狙う男>

報道陣に囲まれて取材を受ける表情の初々しさはルーキーそのもの。しかし、マウンド上ではプロのピッチャーらしいふてぶてしさを見せました。「緊張していたように見えなかったけど?」。そんな質問に、浦野選手は照れ笑いを浮かべながら答えました。「いやいや、緊張しましたよ」。冷静なマウンドさばきに、即戦力としての期待を十分に抱かせるオープン戦初登板初先発でした。

キャンプではファームでじっくりと鍛え上げてきました。それでも、オープン戦で先発するチャンスを手に入れたのは、国頭で行われた紅白戦での好投が評価されたから。開幕ローテが確定している先発陣が教育リーグで調整する中、一軍首脳陣の目の前でパフォーマンスを披露する絶好の機会となったのです。

「きょうはまっすぐが良かった」と振り返るように、140キロ台のストレートが低めに決まり、カウントを有利にすることに成功しました。決め球も有効になり、3回を1安打無失点と最高の結果となりました。確かに開幕ローテの残り枠は多くありません。ただ、すでにプロの選手としてのキャリアを持つ選手が相手でも、この日の内容は高い評価に値するものに違いありません。「開幕一軍が目標。でも、実績がないからもっとアピールしないといけないと思います」。名護でのキャンプを経験しなかった男の“逆転劇”が見られるのか。開幕までの3週間、期待は膨らみます。

選手コメント

浦野選手
<3回 43球 打者11人 安打1 三振3 四球1/死球0 失点・自責点0>
「緊張しましたけど、自分のボールは投げられました。まっすぐが走っていて、空振りやファウルでカウントをかせいで、打ち取れたのは良かった。2アウトからフォアボールを出してしまったところは課題にしないといけない。まだ実績もないですから、これからもアピールを続けたいと思います。」

栗山語録

Q.浦野選手が3回無失点でした
「思った通り。最初は緊張してたけど、修羅場をくぐり抜けているだけあって、自分らしさを出してたよね。先発の可能性を自分でつかんだという感じですね」

Q.陽選手が3安打
「だいぶ上がってきた。いつも出るメンバーには、そろそろ上がってきて欲しいと思っていたからね」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート