2014.04.11 FRI
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広報レポート<プライドと手応え>

8回、ホームランを放った陽選手
8回、ヒットを放った大引選手

手応えは感じたはずです。しかし、その手応えも、チームに白星をもたらせなかった悔しさを上回ることはありませんでした。2点を追う8回。先頭打者にソロ本塁打を浴び、さらに四球から2点を追加されて3失点。「チームが勝てないと意味がない」。その言葉に、開幕投手として、エースとしてのプライドを感じさせました。

2回に2点を先制された後は、変化球を巧みに使い7回までスコアボードに「0」を並べました。マウンドに立ち続けていたことで、ストレートも走り出しました。8回に失点を重ねても、ベンチは動きませんでした。それこそが“信頼”というもの。

厚澤投手コーチは言います。「結果はともかくとして、こういう内容を見せていられれば、必ずトンネルは抜けられる」。その投げっぷりが周囲にも影響を及ぼし、陽選手の2ランを生み出したのは間違いありません。

ここまでの2試合で7回までマウンドを守れなかった左腕。目標とするシーズン200イニグを達成するためには、登板時には8イニングを投げないといけないことも自覚しています。プライドと手応えを次回以降の登板に結びつけられるかどうか。黒星がついたとはいえ、期待せずにはいられない内容だったのではないでしょうか。

吉川選手 <8回 打者35 球数118 安打8(本塁打1) 三振7 四死球2 失点5 自責3>

先発の吉川選手

「8回の一発とその後の四球ですね。(好投も)チームが勝てないと意味がないので」

栗山語録

栗山監督

Q.岸選手を攻略し切れず連勝が2で止まりました
「思った通り、この球場では岸選手らしく投げてきて、前半なかなかチャンスらしいチャンスが作れませんでした。リズムに乗ってきても何とかするのが我々の仕事。その何とかができず悔しいです」

Q.吉川選手は今季最高の投球でした
「勝ち負けより投げ切らせたかったですね。エース同士が当たっていくのが開幕を務めた投手の苦労。でも内容が良かったからいい訳じゃなくて、先に失点しては駄目だし、ぜひこの状況を乗り越えてほしい」

Q.明日に向けて
「毎日必死にやっていくしかない。それだけです」

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