2014.04.15 TUE
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広報レポート<序盤で先制を許すな>

1回、ヒットを放った大谷選手
4回、ヒットを放った中田選手

真ん中高めに浮いた変化球を弾き返されると、打球はセンター前にポトリと落ちました。立ち上がりの1回2死一、二塁。この一打で二塁走者の生還を許し、これが先制点となりました。7試合連続で先制されるとともに、12試合連続で3回までに失点しています。日曜日までのホーム6連戦で4勝したとはいえ、すべて先制を許しての逆転勝ち。この日は3点を追う9回に1点を返すのみで及びませんでした。追いかける展開が続くのは、シーズンを長い目で見ると、決して理想的な試合運びではないといえるでしょう。

ここまで16試合の得失点差はマイナスでも、勝率5割をキープしています。チーム打率自体は高くなくても、効率的な攻撃ができていることが要因のひとつであることは間違いありません。一方の投手陣も“チーム方針”である「四球を減らす」については、しっかりと実践できています。昨年は1試合平均で3.47個あった与四球が今季は2.88個。リーグ優勝した2012年の2.65個に肉薄しています。また、投手陣の能力を示すとされる三振と四球の割合(三振÷四球)でいえば、今季は2.70(三振124/四球46)と、2012年の2.27(三振868/四球382)を大きく上回っているのです。

レベル底上げには成功しているといえるここまでの投手陣。ならば、勝ち切るには何が必要か。まずは、序盤で先制を許さない。試合を優位に運ぶためにも、明日以降、先発投手陣の奮起に期待したいところです。

メンドーサ選手 <6回2/3 123球 打者30 安打7 三振5 四球3 失点・自責点3>

先発のメンドーサ選手

「ピッチング内容は特に悪くなかったけど、少しストライクゾーンに苦戦したかな。ただ、相手打者にも多くのヒットを許してしまったので、打たれた原因も突き止めていきたい。」

栗山語録

栗山監督

Q.4回の満塁機に無得点が痛かった
「それはね。チャンスが少ない中でどう(試合を)動かせるか」

Q.メンドーサ選手は7回3失点
「点は取られたけど試合は作れた感じはある。点を取れない時に取られちゃいけないんだけど、前回のは忘れてもいいかなと思う」

Q.先制される展開が続きます
「いつも追いかけている。先に点を取れるようにしないと」

Q.カードの初戦もなかなか勝てません
「取れないよね。これからズルズルいかないように明日から一生懸命やっていくだけです」

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