2014.04.18 FRI
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広報レポート<苦悩の先に>

3回、ヒットの中島選手

ベンチに前かがみになった吉川選手は、ぼう然と戦況を見つめるしかありませんでした。3点をリードされた4回1死一、二塁となったところで降板指令が出ました。3回1/3で106球。その大きな要因は四球でした。7度の出塁を四球で許してしまうと、なかなか勝負になりません。結果的にはここから7点を失いますが、これ以上の追加点を防ごうとすれば、交代の選択肢が選ばれるのも無理はなかったかもしれません。

開幕戦から4試合連続で勝ち星なし。ボールのキレ自体は悪くなくても、勝負どころで強気の投球ができずにいます。先発投手の出番は週に一度。結果の出ていないピッチャーにとって、次の登板までの6日間は長く感じられ、不安や自分への疑念などで“負のスパイラル”にハマってしまうといいます。降板後、吉川選手は「頭の中を整理して、次の登板に備えるだけです」と話しました。大切なのは自分が好投することなのか、仲間に助けられながらでもチームに勝ちをつけることなのか。一度でも「勝利投手」の記録がつけば浮上できそうな要素はあります。苦悩の先にあるものを信じて、前に進むしかありません。

吉川選手 <3回1/3 106球 打者22 安打5 三振2 四球7 失点・自責点5>

先発吉川選手

「今日に関しては何も言えることがありませんね。頭の中を整理し、次のためにしっかり準備していくだけです。」

栗山語録

栗山監督

Q.吉川選手が波に乗れません
「みんなが見てた通り。一生懸命やっているし、それはよく分かっている。自分が何をしてやれるのか、力を引き出してあげられているのか、チームのために何とかしないといけないと思っているのはよく分かるんだよ。プロはそれじゃいけないのかもしれないけど。一生懸命やっている、でも、魂込めて投げられているのか。そういうところだと」

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