2014.04.25 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2
1
0
0
2
0
0
4
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
R
H
9
11
1
5

広報レポート<春の陽気のように>

1回、ヒットの陽選手
4回、ヒットのミランダ選手

何とも後味の悪い幕切れでした。0-9で迎えた9回1死一、三塁。ミランダ選手の右犠飛で1点を返すも、一走の中田選手が三塁手前まで走っていて帰塁できず。成瀬選手の2年ぶり完封を阻止するのがやっとで、7カード連続初戦を落とす結果となりました。

金曜日に開幕した今年のペナントレース、開幕戦こそ延長戦の末サヨナラ勝ちを収めたものの、その後は4戦全敗。この4試合の総得点はわずかに5点で、ほぼ開幕投手とぶつかるこの曜日の状況を変えなければ浮上のきっかけを見出せません。

投げてもここまで3連勝と最も安定感のあった上沢選手が、5回5失点とマリーンズ打線に打ち込まれプロ初黒星を喫しました。本人が「ストライクに入れるのがやっとでした」と悔しがったように、カウントを悪くして痛打を浴びる繰り返し。好調を買われて相手エースにぶつけた首脳陣の思惑もむなしく、自分との戦いに精一杯できゅうきゅうとした投球に終始してしまいました。

データだけを見れば土曜日も1勝3敗と分の悪さは残ります。そうは言っても、今季登板3戦とも大量点を奪われている先発予定の武田勝選手にも意地があります。札幌の予想最高気温は25度。春はもう北海道に来ているだけに、すかっと爽やかな試合運びが見たいものです。

上沢選手<5回 打者24 球数101 安打6(本塁打2) 三振6 四死球3 失点・自責5>

先発の上沢選手

「ストライクを入れるのに精一杯な感じで、試合中に修正できず苦しい投球に終始しました。キャンプからやってきたことにもう一度しっかり取り組んで、次に向けて修正したいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.上沢選手が乱調でした
「…ですね。カードのアタマとかいうより、自分のボールを投げることが大事。上沢らしくなかった。きょうの内容を受け止めてほしい。すべてが成長の材料になるんだから頑張ってほしい」

Q.成瀬選手を攻略できませんでした
「いい状態なのは分かっていたけど、まだ我々ができることはあったと思う。一方的な展開にはしたくなかった。申し訳ない」

Q.カードの初戦を取れません
「取れれば楽になるというのはある。ただ、そんなこと言っている場合ではない。一日必死に取りに行って、いまは我慢するしかない」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート