2014.04.30 WED
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広報レポート<新茶の香り>

6回、タイムリーを放った大谷選手
7回、ホームランを放った陽選手

生みの苦しみを味わったものの、渇望していた勝利をつかみ取りました。抑えの増井選手が9回、1点差に詰め寄られてなお1死一、二塁のピンチを招きましたが、そこから2者連続三振。連敗を4で止めるとともに、8回途中1失点と好投した先発の浦野選手に2勝目がつきました。

大谷選手の適時打で先制点をもらった直後の4回裏でした。無死三塁の場面を背負うも、相手の3、4番を連続三振。2死一、三塁となって脇谷選手の打球が浦野選手の足元を襲いましたが、反応よくグラブを出してライナーを好捕しました。打線の援護を受け「今日も助けていただきました」と振り返ったものの、小気味いい投球が野手にいいリズムをもたらしたのは言うまでもありません。

静岡県の実家は茶の栽培を営み、子供の頃は茶摘を手伝いながら育ちました。毎年新施設がお目見えする鎌ケ谷スタジアムに、今年は茶畑が左翼スタンドに出現。球団では浦野選手やご家族の助言をもらいながら進める計画でしたが、一軍にこのまま定着し続けることになれば手を煩わせるわけにいかないかも知れません。

前回浦野選手が勝った後に始まった連敗を、浦野選手が止めて4位タイに浮上。ルーキーがつけた勢いをもって、今季勝ち星なしの吉川選手が明日のマウンドに上がります。ファーム調整をへて戻ってくる左腕の復調で、5月好発進といきたいところです。

浦野選手<7回1/3 114球 打者28 安打4 三振8 四球4 失点・自責点1>

先発の浦野選手

「今日は前回の登板に比べて、ランナーを出してからも腕をしっかり振ることを意識してテンポ良く投げることができました。8回に先頭を出し、ランナーを背負ってからのピッチングが悔やみますが、また次回に向けて修正していくだけです。投げ切れなかったことが本当に悔しいです。」

栗山語録

栗山監督

Q.浦野選手の好投が光りました
「点を取った直後のノーアウト三塁。ミスしての状況だったから、みんなの分も何とかしてあげたいという気持ちがあった。あそこで点をあげなかったのは素晴らしい。途中で代わったけど、完投に値するし、手放しで喜べるよね」

Q.大谷選手の5番起用が当たりました
「いろいろな考え方がある中でね。(理由は)ちょっと言えないけど。よく打ったよね」

Q.連敗も止まりました
「いまこういう防御率や打率という中で我慢のしどころ。ひとつ勝つのは大変。全員で一生懸命やるしかない。打撃もピッチャーも上がってくるはず。こういう試合をした後に明日の吉川がどういうピッチングをしてくれるか楽しみ」

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