2014.05.10 SAT
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広報レポート<いつでも出られる準備>

8回、大谷選手
8回、1点追加で生還した石川慎選手

四球と失策で走者は出しながらも、スコアボードに「H」のランプが灯ることなくイニングが進みました。残されたアウトは6つだけ。重苦しい空気を振り払ったのが、代打で登場した大谷選手のひと振りでした。8回、石川慎選手が四球で出塁すると、大谷選手の放った打球は一、二塁間をしぶとく破っていきました。ノーヒット・ノーランを阻止するとともに、その後の内野ゴロの間に1点を挙げ、完封負けを防ぐ“つなぎ”の一打となりました。

ここ数試合は中田選手が体調を考慮して指名打者に入っている状況でもあり、大谷選手は打者として出場が可能でも、ベンチスタートが続いています。しかし、試合の中盤からは素振りなどで体を動かし、どの場面で声がかかっても出られるように準備を重ねてきました。代打の安打数が今季チーム全体で6本と苦しんでいる中、大谷選手はこれで2本目の代打安打。難しい役割もしっかりとこなしています。

試合は初回、2回と四球で先頭打者を出しながら、ともに併殺打で無得点に終わり、最後まで攻略の糸口を見つけることができませんでした。先発・武田勝選手も5回まで無失点と踏ん張ったものの、6回に先頭打者にヒットを浴びてから崩れて4失点降板。試合は壊れなかった5月の戦いぶりとしては珍しく、一方的な展開で黒星を喫した一戦となりました。首位と2位のチームを相手に戦う一週間。その最終戦となる明日はいつもの野球で白星をもぎ取りたいところです。

武田勝選手<5回1/3 打者23 球数79 安打7 本塁打2 三振1 四死球0 失点・自責4>

先発の武田勝選手

「5回までは打たせて取るピッチングができていたのですが、6回の先頭打者を出してからずるずるといってしまいましたね。アウトを取りに急ぎすぎたのと、少し大事にいきすぎたかもしれません。相手投手にも抑えられていたので、もう少し辛抱したかったですね。しっかり反省し、次回は我慢強いピッチングを心がけていきたいと思います。」

栗山語録

栗山監督

Q.8回途中まで無安打に抑えられ厳しい試合となりました
「3回までの2度のチャンスで何とかしないといけなかった。(ディクソン選手に)完ぺきにやられるのが2回目。いいピッチャーなのは分かっているけど、それでは済まされない。何とかしたかった」

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