2014.09.28 SUN
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広報レポート<“高卒5年目”の意義>

3回、中村勝選手
ヒーローインタビュー

反省するところは多かったかもしれません。しかし、ピンチを背負っても粘り切ったのは事実。何よりもチームを勝利に導いたという結果は、経験値や自信のアップにつながったのは間違いないでしょう。中4日で先発マウンドに上がった中村選手が、5回までホークス打線を封じて8勝目を挙げました。大谷選手に次ぎ、上沢選手に並ぶ勝ち星。ルーキー浦野選手と合わせた4選手で昨年は合計で5勝だったのが、今季は34勝。ファイターズの屋台骨を支える一人となる投手陣の中に、この中村選手が堂々と名乗りを挙げています。

高校を卒業し、ファイターズにドラフト1位で入団して今年で5年目。過去4年間で通算4勝だった右腕にとっては、大ブレークの一年となりました。春季キャンプで結果を残して開幕ローテに入りながら結果的には1勝に甘んじた昨シーズン。今季は開幕ローテ入りこそ逃しながらも、5月16日に初勝利を挙げるとトントン拍子に勝ち星を重ねました。「同じミスを何度も繰り返さなくなったこと」「最小失点で切り抜けられるようになったこと」。この2つを大きな要因として自己分析します。この4年間はいわば“修行の時”。栗山監督はキャンプ前にこう言いました。「同じ年の大卒ルーキーなら即戦力でなきゃいけない。結果を出せなければ4年間何をやっていたのかと言われる立場なんだから」。

稲葉選手、金子誠選手がユニホームを脱ぐことが決まり、2015年は生まれ変わる一年となりそうなファイターズ。その中心となるべき男が、いよいよ本格化しました。ホークス相手に今季4勝目。クリンチナンバー「1」となったクライマックスシリーズで、そのキラーぶりを発揮できるかどうか。楽しみはつきません。

中村選手<5回 89球 打者23 安打4 三振2 四球5 失点・自責点0>

先発の中村選手

「今日はバックに助けられました。結果をみれば0点に抑えられましたが、クイックになってからの投球があまりよくありませんでした。ただ、前回よりはテンポもよく投げられたし、感覚は良くなってきています。中4日に関しても前回は投球数があまり多くなかったので影響はありませんでした。」

栗山語録

栗山監督

Q.2回に5点を取るビッグイニングを作りました
「あの状況で何をしなければいけないのか各自よく考えてくれた。その結果、つながりにつながって5点になったんだと思う」

Q.先発の中村投手はランナーを背負うも5回を無失点に抑えました
「全然ダメだった。ただ、全然ダメな時にどう粘るかが大事で、調子の悪い中0で抑えたのはローテーションを守る意味では非常に重要。ダメだったけども、非常に価値のあるピッチングだったね」

Q.バファローズ、ホークスに連勝して、クライマックスシリーズへの進出クリンチナンバーを1としました
「対戦カードとか、残りの試合とかは関係ない。自分たちの出来ることを明日も続けるだけです」

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