試合情報

今季2度目の登板対決となった先発・上沢選手とディクソン選手。前回4月3日の京セラでは上沢選手が完投勝利を飾りましたが、今回はディクソン選手に軍配が上がりました。先制点を挙げたものの、後半戦に逆転され惜敗。上沢選手は防御率2点台（試合前）ながら今季3敗目を喫しました。

今季のバファローズ過去4戦は全て逆転勝ちを収めていましたが、今日は逆の展開になってしまいました。ファイターズの先制点は5回裏。先頭打者・近藤選手がこの日2安打となる左中間へ二塁打を放つと、後続の連続四球で先制。6回にも中田選手の内野安打から、ハーミッダ選手の中越え二塁打で塁を進めると、続く近藤選手がこの日猛打賞となる右越え適時二塁打で追加点を挙げました。走塁死もあり1点だけの追加点となりましたが、試合の運びは悪くなかったはずです。

しかし、7回表2死走者なしから昨シーズンまでファイターズでプレーしていた小谷野選手に左越え本塁打を浴び1点差に。「7回は少し調子が悪かったんですけど、ただツーアウトから抑えられなければ勝ち星を貰う資格もないですね」と、振り返った上沢選手はその後も四球を与え途中降板。そして、継投がバファローズ代打・竹原選手に痛恨の逆転3ラんを浴び、一気に流れをもっていかれました。

自らの失策で流れを変えてしまうことは多々ありますが、一発攻勢のバファローズ打線に苦しめられたことは間違いありません。勝敗の明暗を分けるシチュエーションは至るところにあったはずです。明日は今季5勝目を狙う大谷選手が先発。前回、前々回同様に、連敗ストッパーの役割になりつつ、チームに勝利の流れを引き戻してくれるはずです。

上沢投手
＜6回2/3　107球　打者27　安打5〈本塁打1〉　三振2　四球3　失点・自責点3＞

「毎試合フォアボールで試合を壊していますね。7回は少し調子が悪かったんですけど、ただツーアウトから抑えられなければ勝ち星を貰う資格もないですね。本当に詰めが甘いです。期待してくれている皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」

Q.痛恨の逆転負け
「なんとかしたい試合だった。申し訳ありません」

Q.上沢選手が7回に崩れました
「しっかり上沢らしく投げてくれた。勝ちたい気持ちも伝わってきたし、勝たせてあげたかった」

Q.宮西選手が逆転被弾
「長いシーズンこういうことはある。宮西がどう、ということではない。試合中からいろんなことがあった。反省して明日やらないといけない」

Q.明日の試合に向けて
「きょうのような形で取れるものをとれないのはこちらの責任なんでね。こういう負けを活かせるように明日からやっていく」