2015.05.02 SAT
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広報レポート<チームが好調な理由>

9回表、本塁打を放つ中田選手
試合後、西川選手

前夜に続き、ファイターズ打線は止まることなく連日の先発全員安打で相手チームを圧倒しました。20安打14得点で大勝。先発・上沢選手も8回を2失点で投げきり、チームの勝利に大きく貢献しました。QVCでの試合成績はこれで4勝1敗。強力な相手応援団を“苦”としない戦いぶりをみせています。

口火を切ったのは連日大活躍の西川選手。初回、マリーンズ・藤岡が投じた初球の真っすぐを強振。打球は高々と上がりマリーンズファンのいる右翼席へ。プロ初の先頭打者本塁打となり「みんな簡単に打つので羨ましいなあって思ってたんですよ。捉えた感じはよかった。初球だったので、すごく気持ちよかった」と喜びを露にせずクールに振り返りました。そして、勢いは止まらず、昨夜の5打数3安打の活躍につづき、今日も先頭打者本塁打を含む6打数5安打で固め打ち(合計11打数8安打)に成功。打率も2割9分2厘まで上がり、チーム2位の高打率となりました。

そして、西川選手の活躍に引けをとらない選手が一人。この選手の活躍を見落とすわけにはいきません。チームトップ打率(3割2分1厘)を誇る近藤選手。指揮官は「守備とバッティングにメリハリがあってよく集中している」と評価します。今日も2回に左中間適時二塁打を放ち、チームの勢いを増す貴重な追加点を挙げました。ここ5試合で20打数9安打を記録。勝負強いバッティングが目立っています。打つだけではなく、守備でも投手陣と密にコミュニケーションを取り、攻守ともに貴重な戦力となりつつあります。

若手中心のファイターズは「勢いに乗ったら止まらない」と誰もが予測をしていたはずです。まさに今日の試合が象徴しています。4番・中田選手が最終打席まで無安打でしたが、周囲は気にすることなく大量得点。空砲となりつつも、最終打席でダメ押し弾となる10号ソロを放ちましたが、今年のファイターズ打線の脅威はここにあるでしょう。どの打者からでも仕掛けることができる。それぞれがカバーし合いながら戦っています。この勢いを維持して明日の先発投手を援護してもらいたいと願うばかりです。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢選手
<8回 114球 打者32 安打7 三振4 四死球0 失点・自責点2>

「今日はこれだけ点を取ってもらっているので勝って当然だと思いますね。内容的には全体的に良くなかったです。ボール先行にカウントを悪くしてしまい、球も少し浮いたボールが多かったです。相手打者が手を出してくれて助かった部分はありますが、もう少し修正が必要だと思います」

栗山語録

Q.2試合連続で大勝
「もちろん結果的に勝てばいいんだけど、上沢には本当に難しい試合だったと思う。毎回、間が空いて、毎回が初回のように投げないといけないのは難しい。そういう中で2点でよく踏ん張った。勝たせてあげられて良かったし、本当によく投げてくれた」

Q.西川選手が先頭打者本塁打含む5安打
「ああいうホームランは大きいけど、そのリズムを残して塁に出られた。ようやく遥輝らしさが出てきた。ああなってくれるとチームとしては大きい」

Q.2ケタ得点が続きました
「(2ケタ得点の翌日から9連敗した)2年前のことを考えると、安心したりとかそんなこと言っている場合じゃない。2つ取って、さらに緊張していかないといけない。明日は(プロデビュー戦となる)高梨を気持ちよく投げさせてあげたい」

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