2015.05.03 SUN
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広報レポート<苦さを糧に>

5回表、ホームに生還する中島選手

2点を追う4回1死一、三塁となったところで、交代が告げられました。マウンドを降り、ベンチへ戻る高梨選手の胸中にはいろいろな思いが浮かんだことでしょう。2年目にして一軍での先発切符を手に入れて臨んだデビュー戦。しかし、結果は4回途中4失点(3自責点)というホロ苦いものでした。「思ったよりは緊張しませんでしたが、ただただ力不足を痛感しました」。そう振り返った表情には、再び巡ってくるチャンスまでしっかりと鍛え直そうという決意が浮かんでいるようにも見えました。

開幕28試合で18勝。うち16勝で先発投手に白星がついています。大谷、吉川選手に負けはなく、上沢、メンドーサ選手はローテから外せない存在。その後に武田勝選手や中村選手、ガラテ選手らが控え、先発陣の層の厚さはリーグ屈指です。そんな中では、チャンスを掴んで一軍の先発マウンドに上がること自体が名誉なこと。”抜てきされた”という事実は、期待の表れにほかありません。次の登板でどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。

先発投手コメント

先発の高梨投手

高梨選手
<3回1/3 75球 打者18 安打5〈本塁打1〉 三振3 四死球4 失点4 自責点3=プロ初登板>

「自分の持ち味を出そうと思ってマウンドに上がりました。思ったより緊張はしなかったんですけど、ただただ力不足を痛感しました。先頭を出したり、フォアボールでリズムを崩してしまい、なかなか流れをつくることができませんでした。内容的には、カウントを取りにいくフォークと決めにいくフォークの投げ分けができず、もう少し精度を上げなければ通用しないと思いました」

栗山語録

栗山監督

Q.高梨選手のピッチングを振り返ってどうですか
「いま本人と話したけど、約束は守ってくれた。一生懸命バッターに向かってくれたし、必死さが伝わったよね。本当は、もう少し投げさせてあげたかったけど、チームが勝つためには、これ以上点を与えることができなかった。でも、課題がはっきりしたから、またチャンスを掴んでくれると思います」

Q. 西川選手の活躍が目立ちます
「普通です。フォアボールを選んで出塁することは当たり前。このぐらいできる選手だと信じているし、この打率をキープしてチームを引っ張ってくれないとね」

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