2015.05.28 THU
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広報レポート<勝敗の決め手>

ヒットを放つ中島卓選手

このカード3試合連続でスワローズに先制点を許し、初回から追いかけるゲーム展開となりました。今季28勝を挙げているファイターズは、そのうち12勝を逆転勝ちで収めていることから、先発投手が粘投してくれれば、中盤に”何かが起こる”とベンチ裏では期待がありました。しかし、反撃は及ばず8回表の4点で終了。交流戦1カード目は1勝1敗1分の結果となりました。

敗因の理由は、攻撃・守備の両方に隠れていることは間違いありませんが、追求し始めたらきりがないことでしょう。それに”随所のプレー”が流れを変える可能性を持つ為、一概に言えるとは限りません。序盤に点数を取られ、流れを引き戻すことが出来なかったことは事実です。

一つ、試合の流れから着眼点を”各イニングの先頭打者”に置いた場合。この3試合の統計で、両チームとも先頭打者が出塁したイニングは高確率で得点に結びついていることが分かりました。スワローズの初回の攻撃も必ず先頭打者・山田選手が出塁していました。今日の試合に関しては、スワローズが先頭打者を出塁させた回数(イニング)が4回。それに対して得点に結びついた回数が3回。一方、ファイターズは1回に対して1回(8回表の4点のみ)。この3試合の統計では両チームとも高確率ですが、先頭打者を出塁させた頻度では、僅かにスワローズが勝っていました(3試合の合計:スワローズが12回(先頭打者出塁)に対して9回(得点に結ぶ)、ファイターズが9回に対して6回)。あくまでも確率の話ですが、勝負の明暗は先頭打者の出塁が決め手となっていたかもしれません。明日からのホーム3連戦も”先頭打者の出塁”が鍵を握るかもしれません。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<5回2/3 136球 打者31 安打6 三振2 死球1 四球6 失点6 自責点4>

「ただただ申し訳ない気持ちしかありません。昨日の延長戦の関係から、きょうは投げきりたいという思いがあったんですけど、初回から3点も奪われてしまった。ひとりで野球をしてしまいました。本当にチームに迷惑をかけてしまい、申し訳なく思います」

栗山語録

栗山監督

「(上沢選手について)球は悪くなかった。いろんなことがあったけど、球は悪くなかったからね…」

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