2015.06.06 SAT
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広報レポート<エースの風格>

中田選手

試合が勝っても負けても、マスコミが注目する選手は変わりません。試合後のロッカールーム裏の通路では数多くの記者が選手の帰りを待ち構えていました。零封を喫した敗戦後には重い空気が漂います。悔しさが感情をコントロールし、肩を落とす選手。特に甲子園という敵地での敗戦は悔しさも倍増になるはずです。球場の大半をタイガースファンが埋め尽くし、完全にアウェイ感の中で戦いを強いられることと、多くのプロ野球選手が経験した高校野球・甲子園での想い出。青春時代に経験した甲子園での敗戦も重なり合うはずです。

7回を投げきった大谷選手はタイガース打線から11三振を奪うハイ・クオリティースタート(7回以上を自責2以内)を披露しましたが、味方の打線が相手・メッセンジャーを前に散発2安打と沈黙。惜しくも今季初黒星を喫しました。連勝記録をストップされ、本人含めチームメイトと数多くのファンが肩を落としたに違いありません。しかし、これだけの成績を残している20歳の選手に期待がかかることは素晴らしいことです。マスコミの連勝ストップに関する質問に対しても「全然気にすることではありません」とあっさり。毅然とした態度で今日の内容を振り返り、その様子は“エースの風格”すら感じました。「(5月22日の)ソフトバンク戦より価値のある内容でした」と冷静に自己分析する姿にも逞しさが増して見えます。今後の活躍にも目が離せません。

先発投手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<7回 123球 打者27 安打4 三振11 四球3 失点・自責点1>

「全体的には良かったんですけど、球数が多くなってしまいました。無駄な球もありましたし、たまたま取れている三振が多かった。(連勝ストップに対して)全然気にすることではありません。(5月22日の)ソフトバンク戦より価値のある内容だったので、また次回の登板で活かせるように準備していくだけです」

栗山語録

栗山監督

Q.大谷選手が1失点ながら初黒星
「かわいそうなことをした。最低限のことはできたから、勝たせてやりたかった。何かが足りないというメッセージなんだと思う。相手よりも点を取られたのは事実だから、それを受け止めてこちらも頑張ります」

Q.相手投手が良すぎた
「完ぺきなピッチングをされると打てないけど、何とかしないといけない。それは言い訳にできない」

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