2015.06.07 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
1
1
1
0
X
R
H
1
7
4
8

広報レポート<「あと1本」と「あと1アウト」>

吉川投手

黄色く染まったスタンドから無数のジェット風船が舞い上がりました。その光景を三塁ベンチで目にした栗山監督や選手たちは、収まるのを待つこともなくロッカーへ向かう階段を降りていきました。5連勝で臨んだ”聖地”での戦い。投打の歯車が噛み合わないままでの連敗に、誰もが肩を落とすしかありませんでした。

先発・吉川選手は初回に2死走者なしからの連打で先制を許すと、同点に追いついて波に乗るかと思われた5回には先頭打者の安打から勝ち越し点を献上。6回には再び2死走者なしから追加点を許し、1ヶ月ぶりの勝ち星を逃しました。2番手・白村選手も先頭打者に四球を与えてダメ押し点を奪われ、そこからの三者連続三振にも笑顔はなし。収穫よりも反省の残るマウンドになったことはいうまでもありません。

一方、攻撃陣も2回に岡選手が放った4号ソロが唯一の得点となりました。2度先頭打者が出塁したものの、ともに併殺打でつながらず。2死走者なしから2度、連打が出ながら得点には至らなかったことも相手打線とは対照的だったといえるでしょう。「あと1本」と「あと1アウト」。野球の難しさを痛感した一戦。栗山監督の言葉を借りるなら、まだ足りないものがあると甲子園が教えてくれている、ということなのかもしれません。交流戦のシステムが変わり、来年はここを舞台にすることはありません。となれば、何としても明日は勝利を挙げたいところです。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<7回 打者28 球数110 安打7 三振5 四球2 死球1 失点・自責点3>

「同点に追いついてもらったあと、次の点が勝負だと思って投げていたんですけど、粘り切ることができませんでした。全体的にツーアウトからランナーを出してしまったことが良くなかったです。投げ切ることができず、申し訳ありませんでした」

栗山語録

栗山監督

Q.きょうの試合を振り返って
「野球とは我慢の試合だから。それができなかったからやられている訳で、他にも色々と細かいところはあるんだけど、そこはチームの中でちゃんと制御してやっていくし、勝つためにできることをしっかりやらないと勝ちに近づかない。まだまだ我々に力がないからしっかり練習しなさい、という風に言われているよね。肝に銘じて、明日からちゃんとやっていきます」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート