2015.06.21 SUN
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広報レポート<最後に溶けた薄氷>

谷元投手

2点のリードを守るべく、しのいでしのいで残りアウト5つまでこぎつけました。しかし、そのアウト5つを取る難しさを最後に痛感させられました。薄氷が溶けたきっかけは四球。7回1死から与えた四球が相手に勢いをつけて連打と四球、そして逆転打へとつながっていきました。再び跳ね返すだけの余力は残っておらず、8回と9回は三者凡退で試合終了。今季初の同一カード3連敗を喫しました。

先発したメンドーサ選手は右手中指のマメをつぶした影響で、先制点をもらいながらも4回途中で降板。3連戦で先発が11イニングしか投げられなかったことが、中継ぎ陣に影響を及ぼしたとしても不思議ではないでしょう。一方で攻撃陣は中軸が沈黙。4番から6番の3選手が3連戦で2安打と完全に封じられました。自分の形で振ることができず、チームの勝利に貢献できなかったとすれば、せめて復調の足がかりをつかんで欲しいもの。試合に出続けられる選手だからこその役割を果たしたと、次のカードで証明できるでしょうか。投打の歯車が噛み合わなかったリーグ戦再開シリーズ。それでも前に進んだと誰もが確信できたとき、この3連敗が初めて”糧”となり得ます。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<3回0/3 61球 打者13 安打2 三振2 四球2 死球1 失点・自責点0>

「アクシデントで降板することになり、不甲斐ない結果となりました。チームにも迷惑をかけ申し訳ない気持ちでいっぱいです。きょうは家族も球場に来ていたのですが、(先月生まれた)息子の前で白星を挙げることができず、とても残念に思います。唯一の救いはチームが勝っていることです。このまま逃げ切ってくれることを信じて応援します」

栗山語録

Q.3連敗を喫してしまいました
「誰かがという訳ではなく、選手は一生懸命やっている。きょうが最後だと思って戦っているんだけど、これも力不足。だけど、これも若い選手が多いチームに「ベストを尽くして戦いなさい」というメッセージだと思って、また明日から力をつけてやっていくしかない。(中田選手、大谷選手に対して)大事なゲームほど主力の活躍が必要なんだけど、まあこういう日もある。正してあげられない俺の責任です」

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