2015.07.07 TUE
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広報レポート<元気が出る固め打ち>

2回表、ツーベースを放つ中田選手
先発の上沢投手02

9回の第5打席で右前打を放って一塁ベース到達すると、中田選手は満足そうな笑みを浮かべました。完全な復調を実感させる固め打ちとなれば、頬が緩むのも無理もありません。第1打席の左線二塁打が先制点につながり、3回の第2打席では左越えに23号ソロ。「自分の中でいい感じで打てた」と話した通りにその後も安打を続けて、今季初の4安打を記録しました。

7月2日の試合から3試合連続で無安打。その間には左足首の不安も発生し、思うようにスイングできない状況に陥りました。それでも持ち前の体の強さで徐々に回復。イーグルス戦からはグラウンドではなく室内での打撃練習に臨み、あえて緩いボールに対して”タメ”を作って弾き返す動作を繰り返すことでキッカケをつかんだのです。2試合連続アーチは工夫の賜物といっても過言ではないでしょう。

光を見つけ出したのは中田選手だけではありません。ここまでスタメン出場4試合連続でノーヒットと沈黙していた岡選手が3安打3盗塁と躍動。今季スタメン5試合で9安打と相性のいいQVCマリンで元気を取り戻しました。攻撃陣全体では今季4度目のスタメン全員安打。投げてはファーム調整を命じられていた先発・上沢選手も7回途中まで試合を作り、1ヶ月ぶりとなる5勝目を挙げました。オールスターまで残り6試合。「勝負の10試合」と栗山監督が位置づける前半戦のラストを、ここまで3勝1敗と順調に貯金を増やせています。

先発投手コメント

先発の上沢投手01

上沢投手
<6回2/3 87球 打者30 安打5 三振6 死球1 四球1 失点・自責点3>

「前半は良かったんですけど、やっぱり7回を投げきれなかったことが悔しいです。今シーズンずっと課題になっていますし、任されたイニングを投げきれないというのは、相手に対しても良いイメージを与えないですし、とにかくそこを克服できない自分に腹が立ちます。野手の皆さんには序盤から点を取ってくれて感謝しています」

栗山語録

Q. 良い流れで勝つことができました
「石川から簡単に点を取れないと思ってたから、こういう試合で真ん中の打順が打ったのは大きい」

Q.上沢選手がよく頑張りました
「意地みたいなのが伝わった。最後は悔しかったと思うけど、バッターに向かっていく姿勢があったし、そういう意味では石川に勝てたことは大きい」

Q.大谷選手の先制点から試合を優位に進めました
「自然にあの方向に打てているよね。この前のイーグルス戦での代打から、だいぶ内容が変わった。これで全然大丈夫だと思う」

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