2015.07.14 TUE
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広報レポート<北海道の自然も味方に「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」>

9回表、ハイタッチを交わす増井投手と大野選手
今日のヒーローの岡選手と吉川投手

帯広に14,118輪のラベンダーが咲き誇りました。WE LOVE HOKKAIDOシリーズ最後のカード、ホークスとの2連戦は帯広の森野球場で開催されます。平日のデーゲームにも関わらず大きな声援がファイターズナインには送られました。この日の瞬間最大風速はホームベース方向に14.7m/s。中田選手といえどこの逆風では白球をラベンダー畑まで運ぶ事は至難の業ではありましたが、その分ファンの歓声は風に乗っていつもよりも大きく選手に届いていたに違いありません。

2回李大浩選手が先発吉川選手の球を捉えライトへの大きな当たりを放つと打球は風によって失速。フェンス手前で岡選手が捕球して1アウト。続く松田選手も同じ様な当たりを放ちますが、グラブに納まり2アウト。「2本のホームランを打たれたと思いました。風のおかげです」と帯広の風も味方につけます。その後は粘りの投球が光ります。5四死球を与えるものの、2個の併殺を奪い6回を1失点の好投。その間に3回に2死から陽選手、中島卓選手が連続ヒットで出塁すると、田中賢選手、中田選手、近藤選手と3者連続四球で2点を先制し、さらには5回に岡選手が左前適時打を放ちリードを保ったまま終盤を迎えます。

リードを奪うファイターズは谷元選手、クロッタ選手、宮西選手、そして守護神増井選手と4投手による継投。追うホークスも6回途中から森福選手、森選手と勝ちパターンの投手を投入し追加点を許しません。ファイターズは7回に1点を失いますが、磐石の中継ぎ陣には十分なリードでした。

これで指揮官が口にしていた「大事な5試合」は見事に4連勝。明日いよいよ前半戦最終戦、そしてWE LOVE HOKKAIDOシリーズ最後の試合に臨みます。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<6回 91球 打者26 安打5 四球4 死球1 失点・自責点1>

「なかなかバランスよく投げられない中で野手の方に助けてもらって試合を作ることはできたと思います。風にも助けられました。先頭打者を出しながらでも併殺を2つ取れたことと、クリーンアップを抑えられたことが良かった。この後はチームが勝てるように応援します」

栗山語録

栗山監督

Q.最後のカード初戦を取りました
「必死に食らいつくしかないんでね。みんなが勝ちたいという気持ちを出していたことが意味のあることだと思う」

Q.吉川選手が粘りのピッチング
「この打線だとどうしても丁寧になってしまうんだけど、攻めるんだという気持ちがあった。疲れたはずだから早めに替えた。本人は『(早い降板で)すいません』と言っていたけど、いい試合にしてくれた」

Q.3回は2死からの得点
「みんなでつないで粘ったことが重要。フォアボール2つで2点というのにも意味があったし、何とかしようと翔がファウルで粘る姿もメッセージだった」

Q.5連勝で前半戦最終戦を迎えます
「ファイターズらしくドロドロになって野球をやる。そういう姿を見せたい」

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