試合情報

主力組には酷かもしれませんが、クリーンアップの活躍が勝敗に直結したゲーム展開となりました。初回の2死満塁では、中田選手が遊ゴロに倒れ惜しくも得点に結びつきませんでしたが、4回の攻撃では、3番・陽選手と4番・中田選手の連打で1点を挙げました。得点力を大きく持つ“キーマン”の活躍が顕著にあらわれた試合となりました。幾度の好機で攻め切れるかどうか。厳しい戦いが強いられています。

今季3度目の登板となった中村選手は白星は付かなかったものの、クオリティー・スタート（6回以上を投げて自責点3以下）を披露しました。初回に制球難で先制点を献上しましたが、2回以降は持ち味の緩急でポップフライの山を築きました。「2回、3回から力を抜いて投げることができました」と手応えを感じた中村選手は、確かに前回（1回1/3、失点4）と前々回（3回0/3、失点5）の登板に比べれば、一歩前に進んだことは間違いありません。面目躍如たる活躍が周囲の評価へつながり、今後の貴重な戦力となってくれそうです。

中村投手
＜6回　115球　打者26　安打5　三振3　四球3　失点・自責点2＞

「初回の1点ですね。2回、3回ぐらいから力を抜いて投げることができたんですけど、初回は少し力んでしまいました。次回は、継続するという意味で、初回からあの感じで投げられるようにしたいです」

Q．久々の先発となった中村選手
「球の状態はあまりよくなかったけど、求めていた通り立て直してくれた。
　なんとか勝たせてあげたかった」

Q．中田選手にタイムリー
「体の状態があがってくるのを待っていた。今日唯一良かったところかな」

Q．増井選手がビハインドで投入
「絶対に負けられないというメッセージ。逆転してくれると信じていた」

Q．明後日から首位ホークス戦
「全てを出し切ってしっかり戦いたいです」