2015.08.20 THU
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広報レポート<発展途上投手>

勝利を喜ぶバッテリー

6点リードの9回1死二塁で2ランを浴びた時点で、有原選手はまだ苦笑いを浮かべるだけの余裕がありました。しかし、次打者にストレートの四球を与え、さらに右前打と失策で4点目を献上。そこで守護神・増井選手にバトンを渡すことになり、ゆがんだ表情を浮かべてベンチに戻っていきました。7月3日のイーグルス戦でも9回に1点差に迫られて交代。なかなか最後までマウンドを守り切るところまで行かず、反省を口にする場面もありました。

他球団を見渡しても、ルーキーとしては十分な結果といえる7勝目を挙げました。ただ、期待も能力も高いからこそ、この程度の数字は決して合格点ではありません。どうすれば完投できるのか。どうすれば安定したゲームを作れるのか。「何が足りないのかはまだ分からない」と言います。そう簡単には見つけられないかもしれませんが、ひとつずつ課題をクリアしていくことでチームを背負うピッチャーになる。まさに発展途上。「分からない」ところに伸びしろを感じる1年目を送っています。

陽選手が4打点、近藤選手が猛打賞。そして、連日スタメンマスクをかぶり続ける市川選手が母校・東海大相模の甲子園優勝を祝うかのような1号アーチに3得点と、打線も効果的に得点を挙げました。ここ4カードは10勝2敗と一気に再加速。ひとつひとつ勝っていくことで、次につなげていけば何かが起こる。期待せずにはいられない今季7度目のスイープ(同一カード3連勝)となりました。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<8回1/3 108球 打者34 安打7〔本塁打1〕三振7 失点4 自責点3>

「きょうは変化球がよく曲がって、特にフォークを有効に使えたと思います。反省点は言うまでもありませんが最終回です。楽天戦でも最後にやられてますし、きょうも井口さんに打たれてしまいました。改善点を探し、しっかり次回に向けて調整していきたいと思います」

監督語録

栗山監督

Q.最終回を除いて有原選手ナイスピッチングでした
「最後を除けばね。あそこは頑張らないといけない。ああいうケースは難しくて、一気に流れをもっていかれる可能性がある。だけど、あれだけ強いボールを投げられて能力のある投手なわけだから、そこは考えないといけない。次の登板に活かしてもらいたいです」

Q.序盤に打線の援護がありました
「昨日までの流れを活かしていきたかったから、良かったんじゃないかな。でも、きょうはこれで、また明日は明日。明日から始まるつもりで頑張ります」

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