2015.09.01 TUE
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広報レポート<四球の差>

陽選手
本日のヒーロー

この試合ファイターズが奪った四球は7個。一方、先発メンドーサ選手が与えた四球は9回を投げきり0。9-1というワンサイドゲームは必然の結果と言えるでしょう。昨日メキシコから両親が来日、母親の前で投球をするのは初めてという助っ人右腕。初回は2連打を浴び得点圏にランナーを背負いながらも無失点に抑えると、2回は三者凡退。3回に1点を失いましたがテンポよいピッチングでマリーンズ打線に追加点を許しません。

すると打線は4回、5回、6回と3点ずつ奪い9得点。中でも昨年5月4日(日)以来の適時打、本日3打点の活躍をしたのは佐藤賢選手。今シーズンファイターズの外野布陣は昨年のタイトルホルダー陽選手、西川選手に加え、24歳となる岡選手と杉谷選手、22歳の石川慎選手、19歳の淺間選手ら若い面々がスターティングメンバーに並ぶ試合が多く、悔しい思いをしながら鎌ケ谷でバットを振り込んでいた事でしょう。27歳の佐藤賢選手、プロ野球選手としてはまだまだベテランと呼ぶには早い年代ではありますが、ファイターズの若い外野陣の中では年長世代。加えて2打席目に好機で凡退した直後の第3打席、意地が見えたタイムリーでした。

試合終盤もメンドーサ選手の球威が落ちる事は無く、9回を121球で投げきり東京ドーム2度目の完投勝利。ホークスを追いかけるために負けられないファイターズにとってブルペン陣を休ませる事ができたのは1勝以上の価値がありました。ヒーローインタビューでは前回登板に続き息子のマルセロ君と登壇。これこそが無四球勝利の源なのでしょう。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<9回 球数121 打者34 安打5 三振5 四球0 死球0 失点・自責点1>

「昨日家族がメキシコから来ていて母は初めての海外旅行でした。その前で勝つことができ嬉しいです。中6日もらいコンディションも抜群で試合に臨む事ができました。シーズン終盤で完投できた事は大きいですし、本日は打線に感謝したいです」

栗山語録

栗山監督

Q.カードの初戦を完勝
「ホークス戦で3つ取りに行ってああいう形(1勝1敗1分)になったけど、内容は悪くなかった。それは選手も分かっていたと思う。きょうもいい形での野球ができた。特に翔が4番に入るとみんなが自分の役割を明確にしてやっている。やっぱり大きいんだと思った」

Q.メンドーサ選手が9勝目
「ボールが強くてよく動く。安心して見ていられた。相手を見ながら投げられるのがメンドーサらしさ。このまま最後まで続けてもらいたいね」

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