2015.09.09 WED
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広報レポート<序盤の誤算>

吉川投手
田中選手

小刻みな追加点、しかも、ビッグイニングで失点を重ね、終わってみれば今季8度目の2ケタ失点による敗戦を喫しました。ここ10試合で3勝6敗1分と、一時の勢いは影を潜めています。その要因をひとつに絞ることはできませんが、間違いないのは先発陣が序盤に崩れて試合を作れていないことです。初回失点が4試合で、立ち上がり3回無失点は3試合だけ。もともと序盤に得点できない傾向(1〜3回の今季総得点:146、4〜6回:221、7回以降:175)があるだけに、序盤を最少失点でしのげない試合では苦戦を強いられるのも無理はありません。

一方で、試合中盤に強く、先頭打者の出塁が得点につながりやすい打線も、大量得点差の前に本来のように機能しませんでした。田中賢選手は先頭打者として3度出塁し、チャンスを作ったものの、本塁を踏んだのは1度だけ。10安打を記録しても効果的な一打が出ず、投打のかみ合わない内容でのホークス戦連敗となりました。

「(序盤で大量失点する)こういう悪い流れを誰かに止めてもらわないと…」。厚澤投手コーチは苦しい胸の内を明かしました。カード最終戦に先発する大谷選手に求められるのは、連敗を止めるだけではなく、再びチームに流れを引き寄せること。後半戦に入り、2ケタ失点の翌日は勝っているというジンクスに頼るまでもないピッチングで、何とか一矢を報いたいところです。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<3回2/3 球数83 打者21 安打9 三振1 四球3 失点・自責点9>

「完全に力負けですね。テンポも悪く相手の流れにはまってしまった。ゲームを作れず申し訳ない気持ちでいっぱいです」

栗山語録

栗山監督

Q.吉川選手が4回途中で降板
「みての通りです。なんとかしようという気持ちは見えたけど今は結果が全てなので」

Q.2試合連続で先制を許す展開
「本当にすいませんという言葉と悔しさしか残らない」

Q.ホークスはマジック8に
「こういう思いをした事が今後大きい意味を持つ様にしなければならない」

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