2016.03.05 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
0
0
0
0
1
0
0
1
1
2
0
0
2
0
0
0
X
R
H
3
6
5
12

広報レポート<争いから抜け出せ!>

石川慎選手
谷口選手

一塁ベース上で笑みを浮かべたのは一瞬だけ。すぐに次の塁を狙う態勢を整えました。8回1死。中前打を放ち、この日3本目の安打を放った石川慎選手。オープン戦4試合のすべてで安打を記録し、これで12打数7安打と当たりに当たっています。状態の良さは実感していたとしても、打席に立つ際の心持ちがいままでとは違う。「打席ごとに頭を整理して入れている。どうにかして結果を出してやろう、結果が欲しい、という気持ちをなくしました」。やるべきことをやれば、どんな結果でも納得でき、次につなげられる。まさに自然体で臨む姿勢が結果につながっているようです。

誰がレギュラーを獲るのか。若い選手が揃うチームにあって、ひとりがブレイクの予感を漂わせると、ライバルたちにもいい影響を与える。それこそがオープン戦で期待されていることに他なりません。少なくとも2つのポジションでレギュラーは確定していないとされているファイターズ。結果を出し続けている石川慎選手でも、まだまだ“当確ランプ”はついていません。谷口選手が2回の右前打で勝ち越しのホームを踏めば、途中出場の杉谷選手は1安打2死球と全打席で出塁しました。ここに故障離脱中の西川選手や、ファーム調整中の岡選手や淺間選手も加わってくるはず。争いが激化すればするほど、チーム力は上がります。

石川慎選手は言います。「一喜一憂しないように。まだ始まったばかり。いや、始まってもないですから」。気を引き締めて次の試合へ。2週間に及ぶ遠征から北海道に戻ってきたころ、“勢力図”はどうなっているのか。争いから抜け出す戦いは、これからが本番です。

選手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<5回 球数62 打者19 安打4 三振2 四死球0 失点・自責点1>
「ストライク先行の早いカウントでアウトを取れましたし、全球種投げることができたので、きょうの登板は自分なりに満足しています。札幌のマウンドも楽しみにしていましたし、久々にホームの雰囲気の中で投げることができて、開幕が待ち遠しくなりました。(開幕に向けて)少しずつ強度を上げて調整していきたいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.打線がつながっての勝利です
「チームが勝つためにやらなければならない事が中々できていなかったけど、自分の役割をみんなが感じながらプレーしてくれれば嬉しいね」

Q.陽選手は2安打
「状態は良さそうだね。ここから3ヶ月どう過ごすかが大事」

Q.石川慎選手は3安打猛打賞で猛アピール
「2月は苦しんでいたのも知っているし、この状態をどう続けていくかだね」

Q.メンドーサ投手は5回1失点で、前回登板に続き好投
「メンディ(メンドーサ)らしいピッチングだったね。昨シーズン中継ぎで1度登板して以降、強くて動くボールが投げられていると思うよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート