2016.03.13 SUN
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広報レポート<課題を明確に>

7回、2番手の榎下投手

「甲子園で投げることが出来たらどこの球場でも投げられる」とファイターズのスコアラー陣は言います。スタンドは黒と黄色に埋め尽くされ、大歓声と共に独特な雰囲気に包まれます。投手陣だけでなく、野手陣も「フライのかけ声は無意味」と頭を抱えます。されど、この環境は全チーム同じ条件。勝ち抜くためにはビジター試合で勝つことが強いられます。

そんな中、きょうのマウンドに上がったのは有原投手。オープン戦は「結果的に抑えていても内容が良くない」と納得のいかない試合が続いています。5回までは1安打無失点で低めにボールを集めていましたが、6回先頭打者を中前で出塁を許すと、味方の失策が絡み一挙4失点を献上しました。自責点が「0」とはいえ「流れを断ち切らないとだめ」と猛省。課題は明確になりつつありますが、本来の姿を取り戻すべく試行錯誤の日々が続いています。

その日の天候、身体の調子、相手チームの状態等々。どんな環境でありながらも、投手はその変化に応じて投げることが強いられます。一人の力では解決できないことが山ほどあるからこそ、チーム力が試されるのかもしれません。個人種目ではなく団体種目であること。チームが勝つために「絶対」という言葉はありませんが、各々が開幕時に100パーセントの力を発揮できるよう準備を進めていきます。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<6回 球数88 打者25 安打7 三振2 死球1 失点4 自責点0>
「(6回の)2アウト3塁までいったあとの1本を抑えないといけないですよね。流れを断ち切れなかったのもそうなんですけど、内容的に甘い球を打たれているので、そこが課題になります」

栗山語録

栗山監督

Q.有原投手は6回だけ崩れた
「5回までは望んでいるものになってきた。6回はね、ミスがあったから何とかしてあげたいという気持ちがあったのかな。ただ、本当に勝ち切るピッチャーは、ああいうのをなくしていかないといけない。柱になってもらわないといけないから」

Q.タイガース藤川投手に無安打
「引き出し広いよね。やっぱりピッチングができるなと。勝つというのはああいうピッチングをするということ。うちの選手も学んでほしい。まあ、オープン戦だから言えるのであって、何とかしないといけないんだけども」

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