2016.03.16 WED
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広報レポート<中島の18球>

五番手の高梨投手

「18球」。一人の打者に対して、しかも中継ぎ投手が登板して直ぐの打者に対して18球も投じなければならないのであれば、結果はどうであれ嫌な印象を与える事ができるでしょう。7回の先頭打者、中島卓選手が2番手江草投手の投球を粘りに粘って奪った四球は非常に価値がありました。オープン戦打率が1割を下回る苦しい中、ようやく「らしい粘りの打席」を見る事ができました。ファウルを重ねるごとに選手からの声援も大きくなり、ベンチのムードが盛り上がります。昨シーズンはよくある光景でしたが、改めてその重要さを感じさせられました。

また投げるほうでは、7回に5番手として登場した高梨投手が1イニングを9球3人斬りのパーフェクトリリーフで猛アピールしました。3、4月の序盤戦で週に6試合組まれているのは1週間のみ。つまり当面は先発ローテーションは通常よりも一人少ない5名で構成される可能性が考えられます。そういった中で先発として好投を続けてきた高梨投手が1イニングの中継ぎとしても結果を残した点は好材料と言えるでしょう。

ただ開幕を迎えるにあたり個々の選手に目を向けるとプラス材料が散見されますが、そろそろ勝敗にも拘らなければならない時期です。先週から「あと1本が・・・」という場面が続いている状況は変わりません。事実として週末のタイガース戦は2試合で1得点、昨日のドラゴンズ戦も1得点、この日行われたカープ戦も1得点と打線が沈黙しています。明日のホークス戦、札幌に戻ってからのスワローズ3連戦でなんとか糸口を掴みたいものです。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<3回2/3 球数72 打者16 安打2〈本塁打1〉 三振5 四球3 失点2 自責点1>
「もう少しストライクゾーンの中で勝負したかったですね。本当は4回投げ切りたかったんですけど、ボール球が多くなってしまいました。真っすぐでファウルを取れたことは良かったので、もう少しベース板の上で勝負していけるように調整していきたいと思います。」

栗山語録

栗山監督

Q.吉川投手は4回途中で交代
「球数で予定してたから予定通り。ボールの状態は悪くない。あとは精度」

Q.打線に元気がない
「すいません。ご覧の通りです」

Q.高梨投手は中継ぎ起用なのか
「いろんな幅を見ているところ。投手陣の状態が見えてこない。何が一番いい形なのか。そういうのが見えてこないから探っている」

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