2016.04.02 SAT
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広報レポート<明日につながる粘り>

8回裏、1点差に迫る2点タイムリーを放つ近藤選手
ホームインの田中賢選手と西川選手

ホークス先発のバンデンハーク投手はストライクゾーンぎりぎりにコントロールされた投球でファイターズ打線を7回まで、西川選手のソロ本塁打の1点のみに抑える敵ながら見事なピッチングでした。磐石ブルペン陣を持つホークスから3点差を奪い返すのは至難の業、序盤にリードをしてリリーフ陣でそのまま守り切るホークスの試合展開でしたがファイターズナインが意地を見せます。

反撃のきっかけは投手陣が作り出しました。「初回のホームランは失投、3回の失策(自身の悪送球)が全てです」と猛省する先発のメンドーサ投手は3回までに4失点、5回までの投球数は85球と早々にマウンドを次の投手に譲っていてもおかしくない状況でした。そこから6回、7回と三者凡退で流れを徐々にたぐり寄せます。続く2番手の井口投手は中島卓選手のダイビングキャッチにも助けられ8回を三者凡退で攻撃のリズムを作り出しました。するとその裏8回の攻撃では2番手バリオス投手から西川選手、田中賢選手の連打で塁を埋めチャンスを作り出すと、近藤選手がしぶとくライト前へ運ぶタイムリーで2点を返し1点差に迫りました。

この試合は惜しくも3点差を1点差に詰めるという所で一歩及びませんでしたが、2試合続けてホークスの中継ぎ陣から得点を奪ったのは事実です。今日の敗戦が明日につながる粘りになるのであれば、長いペナントレースを見越すと大きな意味を持ちます。ただ明日勝利してこそ意味を持つもの。今年最初のホークス3連戦は勝ち越しを目指して明日の試合に臨みます。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<7回 球数110 打者30 安打5〈本塁打1〉 三振3 四球4 失点4 自責点2>

「初回のホームランも完全に失投でしたが、それよりも3回の失策が全てですね。(2塁ベースに)落ち着いて投げればよかったのですが、自滅してしまいました。流れを呼び込むことが出来ず、チームに迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです」

栗山語録

栗山監督

Q.最後に追い詰めましたが届かず
「一生懸命やってのミスは仕方ない。我慢すれば終盤で勝負できると思っていた。勝ち切る、追いつくと思っていたけど」

Q.西川選手が3安打1本塁打
「あれが西川遥輝のスタイル。スピードも活かせるし、ああいう選手はいない。打順関係なく自分らしくやってほしい」

Q.どちらに転んでもおかしくないような試合が続く
「最低限、見ているファンの人にドキドキしてもらわないといけないと思っている。今度は最後、勝ち切れるようにやる」

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