2016.04.13 WED
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広報レポート<あと一本出ず>

3安打の中島卓選手
4安打の中田選手

延長10回2死三塁で打たれた飛球は、精一杯ジャンプした右翼・近藤選手のわずかに上を越えていきました。今季初の延長戦は痛恨のサヨナラ負けで決着。バファローズの選手が二塁ベース付近で歓喜の輪を作るのを、4番手で登板した高梨投手はぼう然と眺めるしかありませんでした。一瞬、押せ押せムードになったのは間違いありません。しかし、決め手となる一本が出たか出なかったかが試合を分けたのもまた事実でした。

2点を追う8回、先頭の中島卓選手がこの日3本目の安打で出塁すると、1死から4番・中田選手が左翼席へ3号同点2ラン。ただ、9回、10回とチャンスを作りながら得点を奪えなかったことが流れを相手に傾かせてしまいました。チーム全体で13安打を放ちながら、得点は中島卓選手の適時打と8回の一発だけ。「これも野球」と簡単に片付けてしまうことはできても、大きなダメージの残る一敗となりました。

今季初先発のマウンドに上がった中村投手は7回3失点と試合を作りましたが、2死走者なしから四球が絡む逆転弾を浴びたことは、拙攻だったからこそ反省材料として一際浮かび上がります。明日は1勝1敗で迎える3連戦最終戦。どうしても負けられない一戦で何を見せてくれるのか。まずは栗山監督の言う「姿を見せる」ことが、勝利を手繰り寄せる絶対条件になるはずです。

先発投手コメント

中村投手
<7回 球数108 打者28 安打4〈本塁打1〉三振4 四球3 失点・自責点3>

「先発として試合を作ることは出来ましたね。勝負どころで踏ん張れたらよかったんですけど、全体的にはいい仕事が出来たと思います。打たれた後も、腕を振って投げられたのでよかったです」

栗山語録

栗山監督

Q.試合を振り返って
「(中村)勝がよく頑張ったよね。覚悟して投げてくれたし、感じるものがあった。勝たせてやりたかったね」

Q.中田選手の同点本塁打で接戦に持ち込みました
「接戦には持ち込めたけど、先攻なんだから先に何とかしないといけない。(点を)取らないとこういう流れになってしまうのは分かってることだから」

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