2016.04.21 THU
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広報レポート<まだまだ通過点>

ファンとハイタッチを交わす陽選手
栗山監督とバース投手

外角から真ん中に入ってきたスライダーを振り抜きました。陽岱鋼選手の観戦ツアーで台湾から足を運んでいる113名のツアー客が待つ左中間席に入りました。今季2回目となるお立ち台となり、試合後にはボールの投げ込みとファンとのハイタッチにグラウンドを一周しました。今季1号となる本塁打は記念すべき1本となりました。

一方、先発マウンドに上がったバース投手は来日初勝利を挙げました。「メヒアへの失投が悔やまれますが、その後を粘ることができたので最低限の仕事はできたと思います」。メヒア選手から一発を浴びたものの、後続を断ち切る粘投を見せました。日本野球への適応力を徐々に発揮しているバース投手。日常生活でもその順応力が垣間見えます。試合前の食事には、レアード選手が大好物とする納豆を選手から勧められ「No good」と言いながらご飯に乗せて食べていました。「美味しくないけど、食べる。だって力になるんでしょ」と納豆パワーを信じて試合に臨んでいました。

来日初勝利となった記念すべき1勝。試合が終わって栗山監督の元へ足を運びました。今季初勝利が栗山監督の通算300勝になりました。バース投手は「このボールは僕よりも相応しい人がいる」と一言。栗山監督も「これは一生忘れない」とバース投手と肩を寄せて記念写真を撮りました。偉大な数字「300勝」を達成した栗山監督。2カード連続で勝ち越しに成功したファイターズはこの勢いを維持して上昇気流に乗りたいところです。

先発投手コメント

先発のバース投手

バース投手
<6回1/3 球数92 打者27 安打4〈本塁打1〉 三振2 四球3 死球1 失点・自責点3>

「メヒアへの失投(抜けたスライダー)が悔やまれますが、その後を粘ることができたので最低限の仕事はできたと思います。チームも逆転してくれて本当に感謝しています。あとは後ろを信じてしっかり応援したいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.1点差を守り切って監督通算300勝
「取りたい試合を取れないでいたし、きょうひとつは全然違うと思って行った。自分の300勝とかよりも、バースに勝ちがいったことや、ダイカンはこういう仕事ができるということに、久しぶりにジーンと来た」

Q.陽選手が試合を決めました
「結果や調子ではなくて、ラインナップにいないといけない選手はいる。改めて存在意義を(みんなに)伝えることができた。主役が戻ってきて、しっかりした野球をやらないといけない」

Q.バース投手が来日初勝利
「1つ勝てば落ち着くと思っていたから良かった。(ウイニングボールをプレゼントされたことに)僕の勝ちは関係ない。ファンの方に喜んでもらえれば。必死に勝つだけで、積み重ねていければいいと思うけど、みんなに感謝している」

Q.次はホークス戦
「借金をたくさん抱えて(福岡に)行きたくなかった。目一杯でやるために、きょう
は勝ちたかった。これを弾みにしたい」

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