2016.05.01 SUN
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広報レポート<5月反攻の起爆剤>

今季初勝利の大谷投手
1番の起用に応えた淺間選手

最後の打者を見逃し三振に打ち取った大谷投手は、この試合で初めて雄叫びをあげました。誰にもマウンドを譲らない、魂のこもった138球。6試合目にしての今季初勝利は、開幕投手としての意地を垣間見せるものでした。立ち上がりから制球が定まらず、2回には4安打と四球で4失点。3回も連続三振からの連続四球と安定せず、栗山監督はこの回での交代も考えたほどでした。しかし、投球フォームを修正してスライダーの制球が安定すると、凡打の山。4回以降は走者を許すことなく、最後まで投げ続けました。

「姿、らしさ、そういうのを見せることが大事」。指揮官が常に話すように、闘志をむき出しにしてプレーするのは誰か。頼もしい若手が名乗りを上げました。淺間選手は「1番・中堅」でスタメン出場。初回に初球を打って出て左前打を放つと、2回と8回の打席では適時打を記録して3安打3打点と見せ場を作りました。レギュラー獲りを嘱望されながらアリゾナキャンプ中に腰を痛めて離脱したプロ2年目が、復帰直後から爆発。風雲急を告げる外野のレギュラー争い再燃は、チーム力アップにもつながることは間違いありません。

借金2と負け越しスタートとなった3、4月からの反攻が期待される5月。投手として今季初めてヒーローインタビューを受けた大谷投手は言いました。「ここまで待たせてしまいましたが、これから連勝できるようにがんばります」。投打の起爆剤が、チームをどこまで引っ張り上げるか。楽しみな1ヶ月の始まりです。

先発投手コメント

先発の大谷投手

<9回 138球 打者34 安打4 三振10 四球4 失点・自責点4>

「序盤に点を取ってもらったのに自分が取られてしまったので、何とか長い回を投げたいと思っていきました。最後にも点を取ってもらって楽に投げさせてもらえた。長い間待たせてしまいましたが、これから連勝できるように頑張ります」

栗山語録

栗山監督

Q.大谷投手がようやく今季初勝利
「情けないピッチングだったね。でも、ひとつ勝つことで落ち着いていけると思う。宿題が多すぎるかな。きょうの勝ちは大きいけど、もう一回、宿題として考えないといけない」

Q.淺間選手が1番で猛打賞
「こっちは勝負にいっている。そういうところでよく頑張った。ああいう姿勢、らしさをこっちは求めている」

Q.次はホークス戦
「次の6連戦でどういう戦いができるか。5月始まったばかりだし全力でいく」

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