2016.06.03 FRI
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広報レポート<執念を見せた試合>

3ランを放ったレアード選手
2安打で捕手も務めた大嶋選手

9回二死満塁、一打同点のチャンス。球場内の興奮は最高潮に達しました。打席にはきょう2安打を放っている谷口選手。初球のスプリットを積極的に振りに行きましたが、空振りを喫し、最後は左飛でゲームセット。6回までは0-5と一方的な試合展開でしたが「最後まで諦めない姿勢」を体現してみせました。

野球は2アウトから。ファイターズの反撃は8回からでした。先頭の田中賢選手が左飛でアウトになると、中田選手は三振に倒れました。しかし、2死から陽選手が執念の投手強襲安打で出塁すると、2死一塁で谷口選手が左前安を放ち、チャンスメイクに成功。そして、続くレアード選手が今季18号目となる3ランを放ちました。ここまでくると勢いが止まらないのがファイターズ。1点差に迫ったあとも、7回から代打出場を果たしている大嶋選手がプロ初マルチとなる中前安で出塁すると、打席には代打の切り札・矢野選手が入りました。代走には大累選手が送られ、持ち味のスピードを活かして、すかさず盗塁。2死二塁同点の好機。もう1本で同点の場面でした。古巣ジャイアンツ相手に両選手は躍動しましたが、あと1本届かず。マシソン投手のスライダーを捕らえましたが、打球は三塁手のグラブへ。惜しくも好機を活かせませんでした。

試合が終わってみれば、控え野手は横尾選手だけでした。大嶋選手がプロ初マスクを被るなど、チーム一丸となって戦いました。最後まで諦めない姿勢。負けは負けですが、零封負けを喫するよりか1点差まで迫る戦いの方が、相手に与える恐怖心は大きいはずです。カードの頭を落としましたが、きょう戦いは明日からの試合に必ず響いてくるでしょう。再び執念を燃やし、カード勝ち越しに挑みます。

先発投手コメント

先発の吉川投手

吉川投手
<4回2/3 球数101 打者25 安打9〈本塁打1〉 三振2 四球3 死球1 失点・自責点5>

「1点が勝負だったので、初回に先制点を取られたことが悔やまれますね。あとは最後粘りきれなかったこと。フォアボールからリズムを崩してしまいました。(5回を)投げきれず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

栗山語録

栗山監督

Q.最後追い詰めました
「結果がすべてだからね。打てる手は打った。それでも何かが足りなかった。最後までファンのみなさんがドキドキするような試合をやらないといけないと思っているし、そういう試合にはなったと思うけど、追い詰めるところまでいってるんだから勝ち切らないと」

Q.斎藤投手の登場でビジターでも大歓声があがった
「ああいうことで流れが変わる。球場を支配するということ。それもあいつが持っている力だと思う」

Q.吉川投手については
「一生懸命やっている。ただ、100球を超えていかないといけない。そういう課題ははっきりしている。ボールは悪くないし、本人が一番感じていることだと思うけど、頑張らないと」

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