2016.07.08 FRI
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広報レポート<投げたも、打ったのも「これが普通」>

先発の高梨投手
喜びをみせる大野選手

初回の嫌な流れ、制球が定まらず四球も絡んで先制点を許す展開、そんなものは今の好調ファイターズにとってなんてことありませんでした。1点ビハインドの1回裏、陽選手の逆転2点本塁打を含む7者連続出塁で打者一巡の猛攻7点を奪い取り、早々にワンサイドゲームの様相となりました。「嫌なイメージがあったけど」「前回は力んだけど」と苦手のマリーンズ先発二木投手を完璧に攻略しました。

この試合のヒーローの一人、先発高梨投手は序盤こそボールが高めに浮いてマリーンズ打線につかまりましたが、7回までを投げきる好投。前回ホークス戦に続いて先発投手としての役割を十分に果たしました。昨年まで未勝利の右腕も先発への配置転換後は4試合負けなし3連続のクオリティ・スタートという頼もしい活躍をしています。栗山監督が常々口にする「よい時は抑えて当然、悪い時にどういうピッチングをするか」正にこの言葉通りの結果を残しました。

また攻守にわたる活躍をしたのはもう一人のヒーロー大野選手。前回登板とは違い苦しいピッチングとなった高梨投手を巧みなリードで支えます。打っては5回に中押し、7回にダメ押しの2打席連続本塁打。「振り切れているのがいい結果につながっている。2打席連続は初めて」と女房役がバットで援護します。これには栗山監督も「俺はこれ(ぐらい打つ事)が普通だと思ってるからね」とゲキを送りました。

首位ホークスは敗れゲーム差はいよいよ5.5。鷹の姿がくっきりと見えてきました。

先発投手コメント

先発の高梨投手

高梨投手
<7回 球数103 打者26 安打4〈本塁打1〉 三振6 四球1 失点・自責点3>

「調子がよくない中で、粘って投げられたのはよかったと思います。ただ、初回もそうなんですけど、先頭を出したりすると点に絡むので、そこは次回気をつけたいと思います。きょうはナイスピッチングというよりも野手の皆さんに『ありがとうございます』と伝えたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.勝利で12連勝
「連勝しているとはいえ、勝利するのは難しい。北海道の皆さんの応援のおかげです」

Q.高梨投手が7回3失点で勝利投手
「1点取られた後、ホームランを打たれた後にどういうピッチングをするか。そこをしっかり抑えられたからよかった」

Q.大野選手が2本塁打
「しっかり振れているバッターだし、打席に入ったバランスもよかった。色んなピッチャーをリードしながらなので、苦しみながら進めてくれている」

Q.2位に浮上、ホークスといよいよ5.5ゲーム差
「連勝は全く関係ない。上だけ見て戦うだけ」

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