2016.07.30 SAT
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広報レポート<逆転のファイターズ>

押し出しの死球を受ける矢野選手
サヨナラ勝利を喜ぶ選手たち

押し出しサヨナラ死球を受けた矢野選手は左手を突き上げ、チームメイトの祝福を受けました。9回2死満塁のチャンス。2ストライクに追い込まれながらも、抜けたナックルカーブを避けず身体で受け止めました。何かを起こす矢野選手。最後の最後まで諦めなかった執念が勝ち取ったサヨナラ勝ちでした。お立ち台に上がった岡選手と矢野選手は「ファイターズ最高!」と締めくくりました。

この試合でファイターズが記録した安打は4本。6回までは僅か1本とホークス・千賀投手に完ぺきに抑えられていました。投手戦のなか、先制点を取られ劣勢に立たされていました。しかし、ビハインドゲームをひっくり返すのが今年のファイターズの強み。7回の攻撃、中田選手の安打を口火に2死二、三塁の好機をつくると、岡選手が同点となる左前2点適時打を放ちました。最初で最後の好機だったことでしょう。チームが放った4安打のうち3本を打ったのが岡選手。勝負強さの打撃がチームを救いました。

首位攻防戦が繰り広げられるこの札幌の舞台。1勝1敗で迎える明日の戦いが重要となってきます。首位ホークスへの苦手意識はすでに払拭されていることでしょう。寧ろ、ホークス側が意識していることは間違いないです。この勢いを維持して一気呵成に追い上げたいところです。

先発投手コメント

先発の高梨投手

高梨投手
<5回1/3 球数97 打者23 安打6 三振4 四球1 死球1 失点・自責点2>

「先頭打者を出して粘りきれなかったことと、カウント作りがよくなかったですね。ボール球も多くなってしまいましたし、勝負球も甘いところに入ってしまったので、そういうところが球数が多くなってしまう原因だったと思います。悔しいですけど、次に向けてしっかり準備をしていきます」

栗山語録

栗山監督

Q.粘ってサヨナラ勝ち
「大事な試合。みんなが気持ちを出していい試合になった」

Q.先発・高梨投手が試合を作った
「素晴らしかった。テンポもよくて、前半我慢して流れを持ってきた。(6回途中の交代については)みんな行ってもらうつもりだった。ずっとやってきて疲れがあるのもわかっていたし、なるべく無理させないようにと思っていた。中継ぎもよく頑張った」

Q.岡選手が先制打を含む3安打
「チームが良くなったのは、岡が来てから。がむしゃらにやってくれている」

Q.最後に決めたのは矢野選手
「あそこで決めたかった。冷静に、でも、ボールに対する執着心だね」

Q.あすは加藤投手が先発
「だれが(先発で)行くというのではなくて、全員でぶつかっていくしかない」

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